ラダック関連書籍

ラダックやザンスカール、スピティに関する本といっても、普通の街の書店ではなかなか見つけられないのではないかと思います。ここでは、拙著以外に刊行されている本や写真集で、古本も含めて入手できそうなものを紹介します。

凍れる河』オリヴィエ・フェルミ(著) 新潮社
ザンスカールの幼い兄妹とともにチャダルを旅した、フランス人写真家の写文集。

Where Heaven and Mountains Meet』オリヴィエ・フェルミ(著) Thames & Hudson
ザンスカールとチャダルを世界に知らしめたフランス人写真家による大型写真集。

氷の回廊 ヒマラヤの星降る村の物語』庄司康治(著) 文英堂
ザンスカールのリンシェ村と、氷の回廊チャダルの旅について書かれた名著。

ザンスカール ヒマラヤ、峠越えの異境へ』山田正文(著) 山と渓谷社
夏と冬のザンスカールの自然と人々、チャダルの旅などを克明に捉えた写真集。

ラダック・ザンスカールの仏教壁画 西チベット残照』森一司 他(著) 渡辺出版
ラダックとザンスカールのゴンパに残されている壁画の写真を収録した写真集。

Kor La コルラ』竹沢うるま(著) 小学館
スピティ、ザンスカール、ムスタンなど、チベット文化圏を巡る旅の写真集。

ルンタ』竹沢うるま(著) 小学館
写真集『コルラ』と対を成す、チベット文化圏を巡る旅について綴られた紀行文。

スピティの谷へ』謝孝浩 (著) 新潮社
3年に及ぶスピティでの滞在の日々を綴った紀行文。カラー写真も豊富。

マンダラの里 ラダック、冬に生きる』加藤敬 他(著) 平河出版社
1980年代の冬のラダックで、土着の風習と伝統行事を中心に撮影した写真集。

増補改訂版 懐かしい未来 ラダックに学ぶ』ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ(著) 山と渓谷社
ラダックの循環型社会が近代化で変容する様を追い、未来への提言を行う一冊。

ラダック 西チベットにおける病いと治療の民族誌』山田孝子(著) 京都大学学術出版会
ラダックの生活様式、アムチやラバ・ラモなどについてまとめられた学術書。

ラダックを知るための60章』煎本孝、山田孝子(著)明石書店
ラダックの歴史や社会、生活、伝統文化などについて、膨大な史料を基に解説されている本。

ホーボー・インド』蔵前仁一(著) 産業編集センター
バックパッカー旅の先駆者によるインド旅行記。ラダック旅行の章を含む。

ラダックの星』中村安希(著) 潮出版社
亡くなった友人を回想しながらのラダックでの旅の紀行文。ストク・カンリ登山などを含む。

ダライ・ラマに恋して』たかのてるこ(著) 幻冬舎
ダライ・ラマ法王に会いに行く目的の旅の紀行文。舞台の大半はラダック。

女ひとり、インドのヒマラヤでバイクに乗る。』里中はるか(著) KADOKAWA
ラダックでレンタバイクによるソロツーリングに挑んだ女性のコミックエッセイ。

幻のユキヒョウ 双子姉妹の標高4000m冒険記』ユキヒョウ姉妹(著) 扶桑社
研究者とコピーライターの双子姉妹がラダックなどで10年にわたってユキヒョウを追った記録。

ネコ科大型肉食獣の教科書』秋山知伸(著) 雷鳥社
ラダックでのユキヒョウ撮影に挑んだ紀行文と貴重な写真を含む一冊。

旅行人ウルトラガイド ラダック』高木辛哉(著) 旅行人
ラダックだけを扱った旅行ガイドブックとして、日本で最初に刊行された本。