ぶれない軸

昨日、今日と、自宅にほぼカンヅメ状態で仕事。去年の暮れから手がけている書籍の最終的なゲラチェック。一昨日の段階で、版元から校了日を二日前倒ししてほしいというびっくりするような打診を受けたが、関係者各位のおかげで、どうにかそれにも間に合いそう。

今回の仕事は、書籍の編集の実作業(進行管理と原稿整理、校正の取りまとめなど)のみを請け負っていて、企画や構成にはノータッチなので、自分の仕事という手応えは正直それほど感じていない。依頼された部分をきっちり仕上げるという点においては、プロとして手を抜いたりはしていないけれど。

昨日のエントリーの続きみたいな感じだが、よろず屋である僕のところにはいろんな仕事が舞い込んでくる。よっぽど条件や内容が折り合わなかったりしないかぎり、基本的には引き受ける方向で検討する。その点では、変なプライドが邪魔したりはしない。依頼した側がびっくりするくらい(笑)、ホイホイと軽いフットワークで引き受ける。

ただ、僕の中心には、「自分らしい旅を、自分らしい形で本にする」という、ぶれない軸がある。その軸があるから、ほかにどんな仕事が来ても、さくっと手がけられる気持の余裕があるのだと思う。ポリバレントな能力は、ぶれない軸があってこそ、いつか、本当の意味で活かせる場面が出てくるのだとも思う。

まとめると、がんばろ、ということかな。

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