干上がる言葉

昼、カメラを携えて、井の頭公園へ。今作っている本の解説記事に必要な素材写真の撮影のため。よくある写真だが、なければないで困るので、粛々と撮る。

撮影を終えて三鷹まで戻り、帰りにちょっとだけ寄り道して水中書店に行くと、リトスタのミヤザキ店長とばったり。お店の方を紹介していただき、しばし談笑。こういう静かで居心地のいい古書店に来ると、あれもこれもと目移りするが、ミヤザキさんにひょいと手渡されたコヨーテのアラスカ特集号を一冊買う。

それにしても‥‥ここしばらく、本をまったく読めていない。新しい本の制作に突入するといつもそうなのだが、今回は特に大学案件の繁忙期と重なったこともあって、毎日ひたすら原稿に追われ、キーボードを叩き続けるだけでいっぱいいっぱい。脳みその容量に空きスペースがまったくない(苦笑)。

とはいえ、アウトプットばかり続けていては、言葉もいずれ干上がってしまう。もうちょっと余裕ができたら、一日のうちほんの少しでもソファで本のページをめくる時間を作りたい。そのためには‥‥とにかく今を乗り切らねば。

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