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Instagram

最近、面白いなと思っているiPhone向けアプリに、Instagramという無料アプリがある。今月初めに配布が始まったばかりなのだが、あっという間に広まって、一躍大人気に。巷では「Twitterの次に流行るサービスの本命はこれだ!」なんて声も聞くほどだ。

簡単に言うと、Instagramは写真共有アプリだ。iPhoneで撮った写真をトイカメラ風フィルタでスクエアフォーマットに加工して、アプリ経由でアクセスできる環境にアップロードする。フォロワーは、それに「Like!」やコメントをつけることができる。非常にシンプルで、必ずしも今までにない斬新なサービスというわけではない。では、なぜ今、こんなに人気なのか?

一つには、基本的にiPhoneだけで完結することを前提に、インターフェイスや仕組みを構築しているという点。Webから移植された従来のサービスに比べると、段違いに使いやすい。フィルタ加工される写真のサイズが612ピクセル四方というのも、それがiPhoneの画面で一番綺麗に表示されるサイズだということを計算しているからだろう(余談だが、Instagramで加工した写真はiPhoneの待受画面にちょうどいい具合に収まる)。いつでも気軽にiPhoneを持ち歩いて、気が向いたら写真を撮って、それを友達と共有する。そうした使い方にジャストフィットしたアプリなのだ。

もう一つは、用意されているトイカメラ風フィルタのクオリティの高さ。トイカメラアプリは過去にもたくさんリリースされているし、僕もCamera Bagというアプリを愛用していたが、それらと比べても、格段にいい。Instagramのフィルタを使うと、別にどうということのない写真でも「何かいい感じ」になってしまうのだ。フィルタの種類もたくさんあるので、写真に合わせていろいろ試して遊ぶことができる。iPhone 4からカメラの基本性能が大幅に向上しているのも、このアプリにプラスに働いていると思う。

TwitterやFlickr、Facebook、Tumblr、Foursquareとの連携機能も用意されていて、Instagramへの投稿をTwitterで知らせたり、Flickrに写真を同時投稿したりすることもできる(僕がFlickrでテストしたギャラリーはこちら)。また、gramjunctionなどのサイトで写真のギャラリーを作るのも面白い。今後はWordPressと連携させるプラグインも出てくるのではないだろうか。というか、出てほしい(笑)。

仕事ではない仕事

朝からあいにくの雨。昼頃、てくてく歩いてこいけ菓子店へ。僕の方で今作っている店舗ブログに使う写真で、足りないカットを追加撮影する。光線が悪くてちょっと苦労したが、Photoshopを使えば何とかなるレベル。家に戻ってから写真を調整・加工し、ページに貼り込む。これで、器としてのブログはだいたい完成。期せずして、Webデザイナーのような作業をしてしまった(苦笑)。

ラダック写真展の会期中に開催する予定のトークイベントの打ち合わせも、徐々に進める。何とかうまく実現できそうな方向にプランがまとまってきた。大勢の人の前でしゃべるのはいつまでたっても慣れないが、これも自分の役割だと思って、観念することにする。

それにしても‥‥日本に戻ってきて約一カ月。こんな調子であれやこれやに取り組んで、ずっとバタバタしているのだが、ちゃんとお金を稼げる仕事には、ほとんど取りかかれていない‥‥。企画書を書くだけじゃメシは食えないし。

再びブログ制作

昼、ひさしぶりに文蔵に行く。今やすっかり名店の風格が漂うこの店、土日になるとものすごい長蛇の列なのだが、今日は10分ほど待っただけで中に入ることができた。店の人は感じがいいし、ラーメンはうまいし、お気に入りの店。お客さんが多すぎるのはちょっと困るけど、オープンして間もない頃から通っている身としては、何だかうれしい。

午後はこいけ菓子店を訪ねて、店主の深澤さんと打ち合わせ。以前、「人が集まるブログの始め方」という本を書いた時、サンプルブログの素材用にお菓子を撮影させてもらったり、店の設定を参考にさせてもらったりしていたのだが、「じゃ、そのサンプルをベースに、実際にこいけ菓子店のブログを作っちゃいましょう」という話になったのだ。

WordPressのテーマは、「人が集まるブログの始め方」で使ったwp.Vicunaにしようかとも思ったのだが、深澤さんからの要望をまとめたところ、レイアウトは2カラムにして、使用頻度の低いナビゲーションのウィジェットはフッタにまとめた方がよさそうだったので、このブログと同様、Twenty Tenをベースに制作していくことにした。

そういえば、もうすぐ発売される大藤幹さんの「基本からしっかりわかる WordPress 3カスタマイズブック」には、Twenty Tenの解説とカスタマイズ指南がバッチリ載っているらしい。まさに渡りに船(笑)。まだ構造の把握があやふやなところもあるので、参考にさせてもらおう。

ラダックで痩せた理由

残暑は厳しいけれど、肌を撫でる風には、どこかひんやりとした秋の気配がある。

終日、部屋でブログの制作。これまでの著作やインタビュー記事を紹介する「Works」のページと、写真のポートフォリオをまとめた「Portfolio」のページ。完成までもっと時間がかかると思っていたが、画像は前のブログのものを流用しても問題ないことがわかったので、ソースコードだけテキストエディタでごりごり書いた。あとは、前のブログでもちまちま更新していた、iPhoneで撮った写真をサイドバーに載せる仕組みを導入したいのだが、あてにしていたプラグインのダウンロードページが消滅している‥‥。しばしお待ちを。

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ラダックから日本に戻ってくるといつも、「痩せましたね。大丈夫ですか?」と言われる。今回も、確かに痩せた。家に体重計がないので正確な数値はわからないけど、腹回りなどはすっかりぜい肉が削げ落ちて、腹筋の両脇、肋骨の下のあたりはぽこっと凹んでしまっている。

たぶん日本の人たちは、僕がラダックで質素な食生活を送っていたから痩せたと思っているのだろう。ま、確かに豪華とはいえないが、メシを食っている量自体は、むしろ日本で暮らしている時より多い。日本では昼と夜の二食だけど、ラダックでは一日三食だし、デチェンがおいしい晩飯を作ってくれる時などは、宿の息子たちよりも多い量をおかわりして食っている。

僕が痩せた理由は単純。トレッキングだ。あの重いカメラバッグを担いで、標高五千メートルの山の中を一日に六、七時間も歩き回っていたら、どんな人でも絶対に痩せる(笑)。結局、ダイエットというのは、「需要」が「供給」を上回れば、誰でも成功するものなのだと思う。

今、痩せたくて痩せたくて仕方がないという方は、ラダックに行って、山の中をさまよい歩いてみてください(笑)。

風が知ってる私の名前

ラダックから日本に戻ってきたら、「From the End of the Sky」に代わる新しい個人ブログを作ろうと思っていた。毎日々々、他の人にとってはすこぶるどうでもいい内容の日記をだらだら書き続けていると、たまに、せめて入れ物くらいは新しくしたいと思うようになるものだ。

今度のブログのシステムは、今まで使っていたMovable Typeから、今夏リリースされたばかりのWordPress 3.0に切り替えている。WordPress自体は仕事のために他のサーバである程度使い込んだ経験があったのだが、今回はそれをインストールする前のサーバのセッティングの方が大変だった。データベースをMySQL 4から5にアップグレードする際、過去のデータベース内の情報をエクスポート&インポートして復旧させようとしたものの、ファイルが読み込めなかったり、文字化けしてしまったりで、何度やってもさっぱりうまくいかない。手を替え品を替え、ネットで調べたありとあらゆる方法を試すこと、丸二日。ほとんどあきらめかけた頃、ようやくアップグレードに成功。やれやれ。

ブログのデザインは、WordPress 3.0からの新しいデフォルトテーマ、Twenty Tenをベースにしている。というか、基本はほぼそのまま。あまりごちゃごちゃいじるのは好きではないので。ブログタイトルとキャッチフレーズをCSSで画面外に飛ばし、ヘッダ画像の表示エリアを拡大してリンクを設定し、カスタムメニュー関連の記述を削除。あとは、テキストのフォントサイズや行間の設定がデフォルトだと大きすぎるため、多少小さめに調整したくらい。日付などの表示は英語表記に統一している。工事中のページの作成は、まあそのうちに。

ヘッダの写真は、ラダックのカルナク地方の山中を一人で歩いている時に遭遇した、ブルーシープという野生の羊の群れ。ある岩陰を通り過ぎた時、わずか十数メートルという至近距離でばったり出くわしたのだが、僕も、彼らも、びっくりしてしまって、しばらくの間、お互いに固まったままだった(笑)。届かないと思っていた自然に、ふとしたはずみで直に触れることができたような、幸せなひとときだった。

このブルーシープたちの写真に、大喜利よろしく何かフキダシで台詞をつけるとしたら‥‥と考えているうちに思いついたのが、このブログのタイトル「The Wind Knows My Name」。フェアーグラウンド・アトラクションの名盤、「First of a Million Kisses」に収録されている曲のタイトルでもある。