五里霧中

昼、千駄ヶ谷で、今作っている本のデザインの打ち合わせ。大半のデータを託すことができたので、気分的にかなり楽になった。

考えてみると、これくらいガチで編集の仕事に取り組んでいるのは、ずいぶんひさしぶりだ。で、今のように本づくりにどっぷりハマってると、この本が面白いのかどうか、自分でもだんだんよくわからなくなる(苦笑)。これって、本当に面白いんだろうか? 客観的に判断することができなくて、自信がなくなってくる。

そうなってる時点でもう、編集者にあるまじき状態なのかもしれないが、それでも「たぶん‥‥こっちで大丈夫なはず!」と、霧の中を先頭を切って突き進んでいくしかないのだと思う。その道が正しいかどうか、行ってみなければ誰にもわからないわけだし。

五里霧中の道をイチかバチかで突き進む、本づくりはもうしばらく続く。

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