昨日、残り野菜を一気に片付けるべく、寸胴いっぱいに豚汁を作った。はっきり言ってものすごくテキトーに作ったのだが、できあがってみると、なぜか、妙にうまい。今まで自分で作ってきた豚汁の中で一番の出来だった。
料理については完全に門外漢だから何も言えないけど、たとえば自分の仕事では、何気なくシャッターを押したのがいい感じの写真になったり、さらっと書いてみたのがぐっとくる文章になったりすることがある。たぶん、写真や文章に携わる上で大事なのは、そういうまぐれ当たりを出せた時、何がよかったからそうなったのか、冷静に省みることなのだと思う。それが引き出しを増やし、打率を上げていくことにつながるのだろう。
でも、昨日の豚汁に関しては、はたして何がよかったのか、解明不能な謎に包まれている(苦笑)。