午後、高田馬場で取材。結構長丁場で、内容も難しくて大変だったが、どうにかやり遂げる。終わった後、さかえ通りの洋庖丁で晩飯を食べ、東西線で三鷹に戻る。
電車の隣の席で、大学生らしき男の子が、付箋やマーカーがびっしりの本を読み耽っている。終点の三鷹に着いて客が全員降りたのも気付かないくらい、一心不乱に。最初は勉強熱心だなあと感心していたのだが、ふと横目で本のページを見ると、それは就職面接のマニュアル本だった。
うーん、どうなんだろ。人それぞれいろんな考えがあるんだろうけど‥‥。就職の面接って、マニュアル本を読み込めばクリアできるようなものなの? ありのままの自分を出して、素直に会って話をしてくれば、それでいいんじゃないかと思ってしまうのだが。
少なくとも、僕は嫌だな。ただマニュアル通りに動くだけの人生なんて。