インディアン・サマー

雲一つない、気持のいい秋空。窓を開け放って、部屋に風を通す。オーディオのボリュームを少し絞って、羊毛とおはなの新譜「LIVE IN LIVING ’10」を聴く。窓の外で鳴いている秋虫の声や、生け垣の向こうを自転車が走り抜けていく音が、スピーカーから流れる音楽に不思議にシンクロしていく。

午後、身支度をして、吉祥寺までぶらぶらと歩いていく。日射しが降り注いで、長袖だと暑いくらいだ。こういう天気をインディアン・サマー(小春日和)というのだろう。

吉祥寺に近づくにつれ、人が増える、増える、増える‥‥。すごい人出だ。これではもう、渋谷や新宿と大差ない。伊勢丹の跡地にはジュンク堂やユナイテッドアローズが入るらしいし、これからますます人口密度が増すのだろう。それにしても、みんなどんだけさとうのメンチカツが好きなのか(苦笑)。

セール中の無印良品でこまごましたものを買い、リトルスパイスでキーマカレーを食べる。昨日のエントリーで書いたように三鷹にはたくさんの名店があるが、カレー専門店に関しては、吉祥寺にはかなわない。このリトルスパイスのほかにも、まめ蔵momo curryといった新旧の名店がひしめいているので、吉祥寺で何かごはんを食べようとすると、僕の場合、たいていカレーになる(笑)。別に、インディアン・サマーにひっかけたわけではないのだが。

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