国民的アイドルグループの謝罪について思うこと

最近はめっきりテレビを見なくなったのだが、昨日の夜10時過ぎ、スイッチを入れて、さらにめっきり見なくなっていたフジテレビにチャンネルを合わせた。先日から芸能マスコミを賑わせている国民的アイドルグループの去就について、当事者たちが生出演してコメントを発表するというので。

気味の悪い光景だった。40前後の大人の男5人が、一人を除いて喪服のような格好で、憔悴しきった顔で、何について詫びているのかもよくわからない物言いで、謝っている。というか、謝らされている。自分自身は人として別に間違ったことをしていないのに、という気持が見え隠れする表情で。

一人の人間として社会で生きていく中で、法律に触れるとか、倫理的に間違っているとかで、他の人に大きな迷惑をかけたのであれば、それについて謝罪するのは別にいいと思う。芸能人であれば、記者会見なりテレビの中なりでも。でも、マスコミの憶測を含めた報道で大騒ぎになったからって、芸能事務所を辞める辞めないのもめごと程度で、あんな風に人間の自尊心を踏みにじるようなことをさせてしまうというのは、どう考えても普通の感覚ではない。それをさも一件落着のように報じる提灯メディアの感覚も気持ち悪い。

あれを見るまでは、何だかんだで解散しない方がいろいろ丸く収まるのかなと思っていたのだが、今はむしろ、そこまでさせられるくらいなら、すっぱり解散して事務所も辞めた方がいいんじゃない?と思うようになった。人として間違った道を選んだかもしれないという思いを飲み込んだまま、口元を歪めて愛想笑いを浮かべる彼らを見守り続けたいと思う人は、いったいどれくらいいるのだろう。僕は別に彼らのファンではないが、少なくとも、今の彼らをテレビとかで見かけるのは、どうにもしんどい。

ナンバーワンにならなくていいなら、自分で自分に納得できる、裏表のない生き方をすればいいと思う。それがどういう道であっても。

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