やる気スイッチ

昼、リトスタへ。連休中だから空いているだろうと思いきや、ほとんど満席の上に続々と新しいお客さんが来るほどの混雑ぶり。明日から仕事始めという人も多いのだろうか。

日替わりランチのれんこんとなすの挟み揚げを頬張りつつ、ビールをごくっ。至福のひととき。店内ではハイカーズ・デポの方々による山の写真展も始まっていて、何だか爽やかな雰囲気。登りたいなあ、山‥‥。

ランチを食べ終えた後、中央通り商店街をぶらぶらして、たかねで柏餅と緑茶を堪能。はふー。すっかりくつろいだ気分になる。ここのところ、ずっと押しっぱなし状態だったやる気スイッチは、砂の中に埋もれて見つからなくなった。今日はもう、仕事しない。

いろいろ佳境

今日は月曜日みたいな気がしていたのだが、水曜日だとさっき気がついた。曜日感覚がなくなってる‥‥。

先月の中旬から、仕事に追いまくられる日々が続いている。ゴールデンウイークに突入してからの方がむしろ忙しい。知人のライターさんと共著の本は、原稿がほぼすべて揃って(よかった!)、これから編集作業が本格化する。もう一つ、洋書を翻訳した原稿整理などの仕事は、まだまだ未整理の原稿がどーんと山積みといった状況‥‥。佳境とはまさにこのこと。来月末までにすべてカタをつけねば、ラダックに行けない‥‥。

がんばります。ラオス語風にいえば、ぱにゃにゃります。

自分の本を出す方法

仕事柄、初対面の人からよく、「自分で書いた本を出してみたいんですけど、どうすればいいですか?」といったことを訊かれる。

利益も何も考えずにただ本を出したいだけなら、自費出版をすればいい。しかし、ある程度全国各地で販売されるような本を、ちゃんとした出版社から出したいというのであれば、ハードルはかなり上がる。僕自身、別に売れっ子でもないので偉そうなことは言えないが、自分自身で企画の持ち込みなどをしてきた経験から、思いつくことを書いてみる。

まず、誰もが認めるような素晴らしい才能の持ち主なら、それなりのアクションさえしていれば、遅かれ早かれ認められるようになる。世の中には、そういうまぎれもない天才が確かにいる。ただ、そんな稀有な才能の持ち主は、本当にほんのひと握りしかいない。

自分の本が出せなくて悩んでいる人の多くは、持って生まれた才能だけで勝負しようとしているのではないだろうか。確かにその人には、ある程度の才能があるのかもしれない。が、並み居るライバルを押しのけて突き抜けられるほどの才能とは、編集者の目には映っていないのだろう。

では、僕のように(苦笑)イマイチパッとしない能力しか持ち合わせていない人は、どうすればいいのか?

それは、才能の前に、企画で勝負すること。

「これだ!」と閃いたアイデアを、あらゆる方向から検討し、調査で理屈を補強し、周到に準備を重ねていく。そうして一分の隙もないくらいに仕上げた企画を見せて、「自分はこういう本を作りたいんです!」と提案する。そういう理詰めのアプローチの方が、漠然と「本を出したいんです」と持ちかけるより、何倍も成功率が高くなる。小説のように書き上げた原稿を持ち込む場合でも、土台となるアイデアが大切なことは変わりない。

今年初め、ある出版社に企画の持ち込みに行った時、「こんな風にちゃんとした企画書を持ってくる人、なかなかいないんですよ」と言われて驚いたことがある。当たり前といえば当たり前のことかもしれないけど、本当に心の底から作りたいと思える本があるなら、まずはその企画を徹底的に鍛え上げて、武器にすることを考えるべきだと思う。

がくっとくる

今日は朝から、何だか身体がだるくて仕方がない。一度は机に向かって仕事しようとしたものの、どうにもきつくて、午後はベッドで横になって過ごした。

今までも、仕事のスケジュールが立て込んでくると、こんな風にがくっときたことがあったのだが、しばらく休めば回復したから、たぶん今回も同じような感じだと思う。虚弱だなあ(苦笑)。夕方頃までじっと横になっていたら、少しは回復してきたような感じがしたので、晩飯にハンバーガーを食べて、仕事再開。とりあえず、最低限のノルマは何とかこなした。

しかし、今回の案件たちが終わるまで、まだ先は長い‥‥。とはいえ、弱音を吐いても誰も代わってくれないし、やるしかないか。

ぽちっとする

昨日の夜中、ひさびさにぽちっとやった。オンラインのアップルストアで、iPad 2を注文したのだ。

僕が注文したのは、一番安い16GBでWiFiのみのモデルで、色はブラック。基本的には自宅のソファあたりでのんびり使うのがメインで、仕事のプレゼンや打ち合わせで写真のポートフォリオを見せなければならない時に外に持ち出すという使い方を考えた。今まで、MacBook Proを持ち出していた時は、その重さにほとほと閉口していたのだ。

品物が届くまで、たぶんあと二週間くらいはかかりそうなのだが、何だかんだでやっぱり嬉しくてそわそわして、iPad用のアプリはどれがいいのやら、とネットやiTunesでいそいそと調べてしまったりする(笑)。うっかりゲームとか入れてしまうと、あっという間にハマって、廃人になってしまうかもしれない‥‥。気をつけよう(苦笑)。