夕方、出版社からメール。今手がけている書籍の今後の進行スケジュールについて。
このスケジュール、正直、ちょっとありえないくらい厳しい設定‥‥。クリスマスの連休も関係なく、年末年始もゲラチェックなどをするのが前提になってしまっている。僕一人ならまだしも、今回は初めて組むDTPスタッフの方もいるので、あまりにも苛酷な設定は受け入れられない。最低でも、校了を一週間から十日ほど先送りすることを要請した。
去年の五月の連休の時。当初、僕は安曇野で実家の人間たちと会う予定だったが、その数カ月前に発生するはずだった仕事がクライアントのルーズな進行管理のせいでずれにずれ、結局、僕は連休中も東京で作業せざるを得なくなった。もし休めていれば、父がその三カ月後に死ぬ前に、もう一度会えていたはずだったのに。
フリーランスだって、休日は堂々と休んでいいのだと思う。だって、休日なんだから。