生き方を選ぶ

昨日の夜は、渋谷のしまぶくろという沖縄居酒屋での飲み会。以前、ジュレーラダックの事務局で働いていた荒川さんが、カナダの農場でのWWOOF生活から一年ぶりに帰国したので、そのおかえりなさい会だったのだ。

僕がジュレーラダックの人たちと知り合ったのはかれこれ五年も前のことになるが、その頃からの顔なじみの面々もたくさん揃って、何だかとても懐かしい気分になった。五年の間に、仕事が変わった人、結婚した人、いろいろあったけれど、それぞれの人生が続いているのだなあ、と感じたり。

人生では往々にして、どういう道を進むか、誰とともに生きるか、生き方を選ばなければならないことがある。そういう選択を一度も誤らずに一生を終える人はまれで、ほとんどの人は、間違えたり、つまずいたり、踏み外したりする。感情に左右されて冷静な判断ができずに、時には誰かを傷つけてしまうこともあるかもしれない。僕自身、今まで何度も間違いを重ねてきた。

でも、最近になって思うのは、生き方を選ぶ時は、それを選ぶ自分自身を後からでも肯定できるような選び方をしたいな、ということ。あとで後悔するかもしれないけど、その時の自分自身まで否定したくはないから。

最後の最後に、「まあ、そんなにひどい人生でもなかったな」と思いながら終われたら、と思う。

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