昨日と今日は、実家から送られてきたカブを晩ごはんのおかずにした。昨日はカブとえのきのそぼろ煮、今日はカブのしょうが焼き。葉付きのカブだったので、葉と茎も刻んで一緒に料理した。
実家から届いたカブは、葉っぱが結構虫に喰われていた。白菜とか他の葉物野菜もそうだった。僕はまったく何とも思わない(そして野菜たちはちゃんとした味でおいしかった)が、スーパーではこういう野菜を並べても、たぶん全然売れないのだろう。穴一つない、きれいな野菜ばかりが並んでいる。不自然なくらいに。そういう不自然さが行くところまで行ってしまって、最近では、形が不揃いだったり、土が付いていたり、虫喰い穴があったりすることが、安全な野菜の目印みたいにみなされてる風潮もある。それはそれで安易に信じていいのだろうか、とも思うが。
別に豪華でなくていいから、真っ当に作られた食べ物を食べたいなあ、としみじみ思う。