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半歩ずつでも

フリーランスの身ではあるが、今日から一応、仕事始め。いつものように、朝から吉祥寺のコワーキングスペースに籠って、本の原稿を書く。

巷では、コロナ禍が再燃しつつあるようで、新規感染者数も倍々のペースで増えつつあるようだ。そう遠くないうちに、また、いろいろ面倒な雰囲気の世の中に戻るのだろう。そう考えると、気が滅入ってきそうなものだが、僕自身は、割と普通というか、まあ、ある程度予想された状況でもあるし、しゃーない、という感じで構えている。

そうしていられるのは、いくつか理由があると思う。家では、真面目な話からたわいもない話まで、家族にいつでも、何でも話せるということ。仕事では、一昨年から昨年、そして今年と、何だかんだでずっと本を書き続けられているということ。そうして作った本を読んでくださった読者の方々から、日々いろいろな感想を寄せていただいているのも、本当に支えになる。

僕の本づくりのペースは本当にゆっくりだし、一歩々々進んでいるかどうかも怪しいけれど、たとえほんの半歩ずつでも、目指す方向に進んでいけたらと思う。周囲の人々を支えたり、逆に支えられたりしながら。

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池亀彩『インド残酷物語 世界一たくましい民』読了。主に帰省中の新幹線の車内で読んだのだが、興味深い内容だった。今まで何度となくインドに行った経験のある自分でさえ、知っているようであやふやなままだった、インドという国の複雑怪奇な社会構造と、そこから生じる問題や軋轢の数々が、著者に身近な人々の実例を交えて、リアルに、かつわかりやすく紹介されている。数千年前からの執拗なしがらみに囚われ続けている人々が、それでも生き抜くために身につけた、しぶとさ、しなやかさ、したたかさ。普段からインドに関わりのある人や、まだ関わりはないけど興味を持っている人には、読んでほしい一冊。

忘却の眼鏡

おっさんになるにつれ、年々、もの忘れがひどくなってきている。「絶対忘れないようにしよう」と心に留めたつもりのTO DOを、5秒後にはすっかり忘れ去って、思い出すこともできなくなっていたりして。

この間、去年買った眼鏡のフィッティングを調整してもらおうと思い立って、前日の夜に、携帯用の眼鏡ケースを物入れから取り出して、メガネをまとめて保管しているボックスのふたの上に置いておいた。翌朝、その携帯用ケースにフィッティングに出す眼鏡を入れていこうと思って。

で、次の日、その携帯用ケースをリュックに入れ、コワーキングスペースでの執筆作業に向かい、仕事を終えて家に戻る前、眼鏡屋さんに寄って、「フィッティングの調整をお願いします」と言いながらケースを出して、ふたを開けたら……。

何も入ってなかった。肝心の、フィッティングに出す眼鏡を、ケースに入れ忘れていたのだ。

笑いを噛み殺している店員さんに頭を下げて、そそくさを店を後にした。あんなにとんでもない赤っ恥をかいたの、ひさしぶりだった。

いやー。やばいよ本当に。ひどい。今でも恥ずかしいわ。

海外渡航とブースター接種

今、世界各国で流行の兆しを見せている、新型コロナウイルスのオミクロン株。日本ではまだ市中感染の報告はないようだが、おそらくそう遠くないうちに、それなりに感染拡大してくるだろう。オミクロン株は感染力が強く、ワクチンを2回接種している人でも、ブレークスルー感染する確率がかなり高いようなので。

少し前までは、もうそろそろ海外渡航も普通にできるようになるかも、という空気だったが、ここへきて、また見通しがまったく立たなくなってしまった感がある。オミクロン株の感染を効果的に防ぐには、3回目のワクチンを打つブースター接種が必要になるそうなので、海外渡航に必要なワクチンの接種証明、いわゆるワクチンパスポートも、3回分の接種の証明でなければならなくなるのではないかと、個人的に推測している。

となると、たとえば9月下旬に2回目のワクチン接種を終えた僕が、3回目の接種を終えられるのは、いくぶん前倒しで受けられたとしても、たぶん来年の3月か4月。混雑や供給不足の度合いによっては、夏頃までずれ込むかもしれない。ほかの多くの日本人も、ほぼほぼ同じような状況ではないかと思う。

来年の春はもちろん、夏にかけても、海外との行き来はまだ、ままならないのではないかな……。

僕自身、少し前までは、来年の夏にラダック方面に仕事で行く計画をあれこれ立てていたのだけれど、今は五分五分かそれ以下の実現可能性ということで構えておこうと考えている。行けたら行けたで、行けないなら行けないで、自分にできるタスクをそれぞれ用意しておこうと思う。希望的観測にのめり込んだあげく、世情に振り回されて消耗させられるのはバカバカしいし。

ま、なるようにしかならんさ。

自重筋トレ再開

右肩の四十肩の症状が、だいぶ収まってきた。疼くような痛みはもう全然ない。肩回りの可動範囲はまだ狭いが、リハビリのストレッチのかいあって、徐々に広がりつつある。というわけで、おそるおそるではあるが、自宅での自重筋トレを徐々に再開していくことにした。

約半年ぶりの筋トレ。笑えるくらいなまってる(苦笑)。プランクはほんの2分でぷるぷるするし、腕立て伏せもきっちりやると20回でいっぱいいっぱい。サボりたくてサボってたわけじゃないけど、中年のおっさんの身体って、動かすのをサボると、ほんとにあっさり衰えるのだな、と実感する。

まあ、四十肩を発症する前までは、四、五年ほど筋トレをやっていたので、無理せずきっちり取り組めば、それほど苦労せずに元の水準まで戻せるとは思う。ちゃんと身体を作り直して、来年以降の海外取材とかに備えねば。がんばろ。

疲れたら、食べる

今週はずっと忙しかった。先週日曜の夜には配信トークイベントに2時間出演。月曜から木曜まで、日中はコワーキングスペースで音声起こし作業。木曜の夜は下北沢で別のトークイベントの立ち会い。金曜は、来年の夏に出す新しい本のキックオフミーティング。

そんなこんなで、自分でも思ってた以上に、疲れがたまっていた。電車で移動中も、席が空いてたら、座り込んでちょっとぐったりしてしまったり。

こういう時には、絶対確実においしいごはんを、腹いっぱい食べたいのである。

打ち合わせで都心に出ていた金曜の夜は、一人で外食と決めていたので、渋谷のアーンドラ・ダイニングで、ノンベジミールス。チキン、マトン、エビ、野菜、サンバル、ラッサム。すべてが完璧にうまい、安心の味。インドのローカル瓶ビールを心おきなく店で飲めるようになったのも嬉しい。

土曜の昼は、日常軒のお弁当と豚まん。ミニハンバーグと春巻と味玉が同居してる、オールスターキャストみたいなお弁当。そして土曜の夜は、コノコネコノコで相方と二人飲み。大分のブリ、鹿肉のタタキ、鹿肉のラザニアなどなど、ビアラオダークとともにうまうまといただいた。満足。

ああ、ほんとにおいしかった。もう一晩、ぐっすりと寝よう。原稿のことをまた考えるのは、明日からでいい。