殴り書きという仕事

朝から夕方まで、大学案件の取材。先週と同じパターンで、1件につき約1時間、4件連続のインタビュー。わんこそば状態である。

今日取材した方々の中に、綺麗な字を書ける技術を習得することの意義について話していただいた方がいたのだが、僕はその目の前で、インタビューしながら汚い字でノートにメモを殴り書きしていたので、視線が痛かったというか、何だかちと申し訳なかった(苦笑)。

でもまあ、ぶっちゃけ、仕方ないといえば仕方ない。事前準備はするけれど、それでもろくに予備知識もないまま相手の話を聞いてその内容の把握に努めつつ、次の質問や話の展開をどうするかという戦略を脳みそフル稼働で策定し、相手に相槌を打って笑顔を見せたりしながら、ほとんど手元を見もせずにペンを動かしてノートを取るのだ。そこで美しい字を書こうとかいう余裕が持てるわけがない。

というわけで、これからも取材ノートは僕一人にしか読めない汚い殴り書きで書き続けますが、ご容赦のほどを。

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