仕事のことでいろいろあって、正直、ちょっとやさぐれた気分になっていた時、こんなツイートのまとめがタイムラインに流れてきた。「逃げるは恥だが役に立つ」の作者の海野つなみ先生が、おかざき真里先生のツイートをまとめたものだ。
これがもう今まさに自分が直面している事態とドンピシャすぎて、思わずハグさせていただきたくなった(すみません、苦笑)。
ジャンルもレベルも違いすぎるけれど、僕が生業としている、文章を書いたり、写真を撮ったり、編集したりといった仕事は、自分自身で大切だと思えることを、細かなディテールにまでこだわりながら一つひとつ丁寧に積み重ねていって、それを読者に「いかがでしょうか?」と差し出す仕事だと思っている。表面的にウケのよさそうな惹句で気を引こうとするとか、変に茶化して面白がらせようとするとか、そういう仕事ではない。それをやってしまったら終わりだと思っている。
きついし、しんどいし、やせ我慢かもしれないけれど、僕は読者を裏切れないし、自分自身も裏切れない。しゃあない、逃げるか(笑)。