木漏れ日を辿って

日の光に透ける若葉

たぶん、半年以上ぶりくらいに、山歩きに行くことにした。ルートは、家からのアクセスがラクな、陣馬山から高尾山までの縦走。なまりになまってる身体でも、尾根筋まで出れば、何とか歩けるだろうとの目論見もあった(苦笑)。

芽吹いたばかりの新緑の若葉が眩しい。朝の光に、葉脈まで透けて見えている。

木漏れ日が照らす山道を登る

陣場高原下バス停から陣馬山まで、木漏れ日が照らす山道を登っていく。木立の間を風がそよそよとわたっていくので蒸し暑い感じはまったくせず、気持ちいい。少し飛ばし気味に、ガンガン登っていく。

陣馬山の新緑の森

去年の五月末頃に来た時はヤマツツジが満開だったあたりも、今年はまだ。一カ月の差は大きい。森の雰囲気も、どこかまだ若やいで見える。

陣馬山山頂の鯉のぼり

陣馬山の頂に着くと、たくさんの鯉のぼりが一列になって、悠々と青空を泳いでいた。そうか、今日はこどもの日か。ここまでの登りで両脚の細かい筋肉がちょっとぴきぴきしてたので(笑)、お茶を飲んで休憩。

小仏峠に鎮座していたタヌキたち

尾根筋を淡々と歩き続け、景信山でパンとおにぎりの簡単なおひる。さらに進んで、なぜかたくさんのタヌキが鎮座する小仏峠へ。どこからか来た山ガールたちが、このタヌキたちの前で記念撮影をしていた(笑)。

シャゲの花

この季節になると、高尾山や奥多摩でよく咲いているシャゲの花。この花の根はとても深く伸びるので、山の土が雨で崩れたりするのを防いでくれるのだという。

高尾山口のお地蔵様

人がむちゃくちゃ多くて文字通り足の踏み場もなかった高尾山頂を早々に離脱し、比較的空いてるという3号路を辿って下山。確か去年も撮ったお地蔵樣方を今年もパチリ。身体はやっぱり相当なまってたけれど、ひさしぶりに喝を入れるにはいい運動になった。それにやっぱり、この季節の日本の山を歩くのは本当に気持ちいい。

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