一冊の重み

午後、越中島で取材。割とすんなり終えられた。夜は新宿でラダックガイドブックの打ち上げの予定があったので、それまでの間、池袋や新宿の書店を回って、自分の本をどんな風に扱っていただいているか、偵察することにした。

新刊が出た後にこうして書店回りをしていて、いつも感じるのは、一冊の本を売ることの重み。一人のお客さんが、店内にある無数の本の中で一冊の本と出会い、それを手に取り、レジに持って行く。そうしてもらうのがどれだけ大変なことか、思い知らされる。だから、本を作る時はもちろん、世に出た後も、本に込めた思いを世に伝える努力をすることは、作り手にとってとても大切な任務だと思う。

今月末には、またラジオ収録がある。がんばらねば。

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