勇気という武器

午後、広尾で開催されたジュレーラダックのイベントに顔を出す。去年のスタディツアーやファームステイプログラムに参加した方々からの報告があったのだが、自分とはまた違った目線でラダックを捉えていたのが面白かった。このことは、あとでDays in Ladakhの方に書こうかな。

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昨日の夜は、僕もご多分に漏れず、アジアカップの日本対カタール戦を観ていた。後半に一人退場になった上に失点してリードを奪われた時は、正直、「こりゃダメだ」とあきらめそうになった。まさか、それから同点に追いつくどころか、90分間が終わってしまう前に逆転するとは‥‥。カタールのテレビ局に取材された自分を誇りに思う(笑)。

もちろん、反省材料は山ほどある。中盤で不用意にボールを失って危険なカウンターを食らう場面が目立ったし、オフサイド崩れでの失点、不用意にイエローをもらっての退場、セットプレー時の壁の配置ミスによる失点‥‥。相手に圧倒的なホームアドバンテージがあったにせよ、チームの実力差を考えれば、もっと楽に勝ち切らなければいけない相手だった。

それでも、見ているこちらの心までへし折れそうな逆境を、ピッチ上の選手たちが跳ね返すことができたのは、ザッケローニ監督が試合後のインタビューで語っていたように、彼らが勇気という最後の武器を持っていたからだと思う。まるで少年マンガの主人公の決め台詞みたいだけど(笑)、僕にはそうとしか形容できない。

この代表チームは、これからもっと成長する。少なくとも、戦う気持を失わないということでは、僕らを裏切らないはずだ。いい時も悪い時も、長い目で見守っていければと思う。

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