エンドルフィン

終日、部屋に籠って原稿を書く。昨日作ったプロットを基に、バランスを調整しながら書き進めていく。

今取り組んでいるのがラダックについての文章だからなのかもしれないが、しばらくキーボードを叩いているうちに、周囲の物音がまったく耳に入らなくなってきた。自分の中から、どんどん、いくらでも言葉が出てくる。このまま何時間でもぶっ通しで書き続けられそうな気分になってきた。

長距離を走っているランナーの脳内では、エンドルフィンという脳内麻薬が分泌されるので、走れば走るほど気分が高揚してくるのだという。いわゆるランナーズ・ハイというやつだが、それと同じようにキーボードを叩けば叩くほど、僕の脳内でもラダック風味のエンドルフィンが分泌されていたのかもしれない。

‥‥でも、夕方になると、ガクンとペースが落ちた。単純に、お腹が空いたから(笑)。腹が減っては、戦ができぬ。

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