今日も原宿の知人の事務所で編集作業。きわどかったスケジュールも、どうにか危険水域を脱したようだ。
一昨日から三日間、原宿駅から知人の事務所までの間を、僕は竹下通りを歩いて往復していた。ほかの道からだと、かなりの大回りになってしまうからだ。でなければ、好き好んで竹下通りに足を踏み入れたりはしない。
地球上の物質の中で、僕という人間を構成しているもの以外の元素を合成したら、竹下通りになるに違いない(笑)。僕にとっては、それくらいなじめない場所だ。あの甘ったるいクレープの匂いを嗅ぐたび、一刻も早く逃げ出したくなる。いつもいつも、ものすごい早足で通り抜けていた。
自分的に、竹下通りを一言で言い表すとしたらどんな言葉がふさわしいかと考えていたら、はたと思い当たった。
‥‥メンドクサイや、あそこは(笑)。