手売りの喜び

今日も朝から、日比谷公園のグローバルフェスタへ。ジュレーラダックの物販ブースで店番をする。天気はどうにか持ちこたえてくれて、人出は昨日以上。売上もなかなかよかった。

昨日の段階で「ラダックの風息」が売り切れて、ジュレーラダックの事務所にあった在庫も尽きてしまっていたので、今日は僕が自宅にキープしてあった新品を7冊ほど持っていった。が、これも次から次へと売れていき、夕方の早い時間にあっさり完売してしまった。

全国の書店やアマゾンで売れていくのはもちろんうれしいけれど、自分が渾身の力を込めて書いた本を目の前のお客さんに差し出して、それをお客さんがニコニコしながら受け取ってくれるのを見るのは、何物にも代え難い喜びだ。本をつくる仕事に携わることの原点は、こうして手売りをした時に感じる喜びに行き着くのかもしれない。大切なこと。そして、けっして忘れてはならないことだと思う。

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