近くの取材、遠くの取材

昨日は千葉で取材。今日は三軒茶屋で取材と撮影。国内でのこうした取材は、かなりひさしぶりだ。

これまで、毎年3月から4月にかけては大学案件の取材が集中する時期だったのだが、今年は数件しかやらなかった。というのも、依頼元の都合で今年は取材の集中する時期が2月から3月にかけてと前倒しになり、ちょうどその時期に僕はずっとインドにいたので依頼を受けられなかったというわけだ。今年の僕の収支的には差し引きややマイナスという結果になってしまったのだが、こればかりは自分で調整できる範囲の話ではなかったので、仕方ない。フリーランスで働いていると、こういう巡り合わせになることは割とよくある。

というわけで、昨日今日はひさびさの近場の取材だったわけだが、どうも何というか、違和感みたいなものが。東京近辺の近くの取材より、ラダックやアラスカといった遠くでの取材の方が、本来のフィールドというか、しっくりくるというか。

……あと2週間半後にはそういう日々がまた来てしまうと思うと、ちときついなあとも思うけど(苦笑)。

リフレッシュ

今年から請け負うことになって、5月中はその執筆作業にほぼかかりきりだった仕事が、どうにか一区切りついた。まあ、初校が出たらまた別の種類の作業が発生するのだが、とりあえず少しだけ肩の荷が下りた。

午後、渋谷で打ち合わせ。新しい本について。いい本を作りたい、とあらためて思う。それが実現できるかどうかは、これから僕が自分自身をどれだけ追い込めるかにかかっているのだけれど。

打ち合わせの後、ひさしぶりに公園通りのマメヒコに行き、アイスコーヒーとフルーツサンドをいただきながら、しばし読書。読みかけの分厚いハードカバー、ようやく半分くらいまで読めた。その後は、キャットストリートをぷらぷら歩いて原宿まで行き、電車で西荻まで戻る。晩ごはんはフレンチカレースプーンで、Wトロ肉増しフレンチカレー。

何というか、いろいろ解き放たれて、リフレッシュできた気がする。ふう。

見てる人は、ちゃんと見てる

昨日、とてもつらい出来事があった。かれこれ一年くらい、走って走って、走り続けて、ようやくゴールか、というところまで来て、力をちょっと抜いた途端に、突然、背中からさくっと刺されたみたいな、そんな出来事だった。

なんだかなあ、と思う。金銭的にたっぷり報われるわけでも、世間的な名声が得られるわけでもなく、純粋に裏方として関わることに意義を感じて、今までやってきたけれど。いろんな人に喜んでもらえたならよかった、と満足しかけていたところに、いきなり思い知らされた格好になった。

僕のやってきたことには、何の意味もなかったのだろうか。誰にもわかってもらえないのだろうか。昨日の夜、僕がそうぼやくと、相方は「見てる人は、ちゃんと見てる。わかる人には、必ずわかるよ」と言ってくれた。

そうだな。何がどうなろうと、僕は、僕のやるべきことを、一つひとつ、積み重ねていくだけだ。

幸福とは

昨日の夜は、六本木のビルボードライブ東京に、コリーヌ・ベイリー・レイのライブを観に行った。

彼女の曲を聴きはじめたのは、3年くらい前に松浦俊夫さんのラジオ番組「Tokyo Moon」で「The Heart Speaks in Whispers」の収録曲を耳にしてから。ようやく念願叶っての初ライブ体験は、何というかもう、ほんとに素晴らしくて……すっかり感動してしまった。ステージ上のコリーヌは、表情や身振り手振りの一つひとつがチャーミングでのびやかで。高低も強弱も変幻自在にゆらめくような歌声が、バンドのサウンドにぴったりフィットしていて。何よりも、彼女自身が今、本当に幸せで、歌を歌うこと、音楽を奏でることが、楽しくてたまらないのだという思いが、会場に渦巻くようにあふれ出していた。

コリーヌはけっして順風満帆な音楽人生を歩んできたわけではない。デビューアルバムをリリースした後、最愛の夫を亡くし、立ち直るまでに長いブランクを経験している。だからこそ、歌い、伝えることのできる幸福というものが、今の彼女の音楽に宿っているのかもしれない。

微熱壮年

昨日から、いまいち体調がぱっとしない。昨日の夜、相方が「体温測ってみたら」と体温計を渡してくれたので、測ってみたら、37℃少々という、微妙な数値。微熱といえば微熱だが、頭痛はないし、のどが腫れぼったくて鼻が少し詰まり気味なくらい。とりあえず寝れば治るだろ、と、さっさと寝てしまうことにした。

今朝起きて、もう一度体温を測ってみたら、38℃を優に超えている。ちょっとびっくりしたが、その割には依然として頭痛はないし、身体も特に変調はない。そのうち冷めてくるだろ、と、日中は普通にゴリゴリと仕事をしていた。むしろ、いつもよりはかどったくらい。

夕方、再び体温を測ってみると、37℃を切るくらいにまで下がっていた。何だったんだろ。まあ、いずれにせよ、たいしたことはなさそうだ。明日には全快してるといいなあ。