あれから十年

昨日の夜は、割と大きな地震があった。震源地は福島県沖で、福島や宮城では震度6強を記録し、あちこちで被害が出たらしい。

東京も震度4くらいで、西荻に越してきて以来、一番大きな揺れを感じた地震だった。ものが落下するとかは特になかったけれど、揺れている時間がいつもより長いなあ、とは思った。まあ、三鷹に住んでいた十年余りはマンションの1階で、今の西荻の部屋は4階建ての3階だから、同じ震度でも揺れは大きめに感じていると思う。

三鷹に住んでいた、2011年3月11日。あの時、部屋で感じた揺れも、机の上のカップからコーヒーがこぼれるくらい大きかったし、何より揺れの続く時間がいつになく長かったことに、不安を感じた。昨日の地震で思い出したのは、あの十年前の地震の、揺れていた時間の長さだ。明らかに普通じゃないぞ、という感触があった。それからのてんやわんやの日々は、言うに及ばず。

あれから、もうすぐ十年。地球が、ほんのちょっとでも気まぐれを起こせば、いつでもまたああなりうるということを、すっかり思い出させられた気がする。

人間は、ほんの芥子粒のような存在でしかないのかもしれないけれど、油断せず、過信せず、できる範囲で、精一杯、生きていこう。

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