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Aside

一カ月前に登録していたAmazon.co.jpの著者ページが、ようやく正式に承認された。僕の簡単なプロフィールと主な著作の一覧が表示されるページだ。

この著者ページは、情報の登録後、Amazon側が出版社に問い合わせて本物の著者かどうかを確認してから、正式に承認される。通常は一週間くらいで承認されるらしいが、今回やたらと時間がかかったのは、Amazon側からの問い合わせが出版社にちゃんと届いていなかったためらしい。双方に確認して、ようやく承認に漕ぎ着けた次第。

まあ、あればあったで、もしかすると役に立つかもしれないページなので、とりあえず。

Facebook雑感

終日、家で仕事。ラダック脳とIT脳を頻繁に切り替えなければならないのが、やりにくいといえばやりにくい(笑)。

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昔、Webデザイン専門誌の創刊に関わったりしていたこともあって、新しいWebサービスが現れたら、とりあえず試すようにはしている。ミクシィやTwitterも比較的早い時期から始めていたし、最近話題のFacebookのアカウントも以前から一応持っている。

ただ、Facebookに関しては、今のところあまり積極的に活用しようという気にはなれない。とにかく、インターフェイスの使い勝手が悪すぎる。世間では、「Facebookが日本でイマイチパッとしないのは、日本人が匿名でのネット利用に慣れているからだ」と分析する向きもあるが、僕は単純に、インターフェイスデザインの未熟さが原因だと思っている。日本人は扱いにくさを我慢することに慣れていない。

とはいえ、便利な面もある。それは、海外に住んでいる知り合いともコミュニケーションが気軽にできるということ。ラダック人の知り合いとのやりとりは、最近はすっかりFacebookに一本化された。ついさっきも、ノルブリンカ・ゲストハウスの次男のジミからメッセージが来て、それを読んでいたら、長男のアチュクがチャットに呼び出してきた。何なんだあの兄弟(笑)。

ともあれ、Facebookにはもうちょっとこなれてスマートになってほしいな、と思う。

ブログとTwitter

午後、市ヶ谷で打ち合わせ。これから書きはじめる本の企画について、みっちり三時間半、話し合う。仕事ができる人との打ち合わせは楽しい。おかげで、茫洋としていたゴールの姿が、次第にはっきり見えてきたような気がする。

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この間、僕のもう一つのブログ、Days in LadakhをTwitterに対応させてみた。長年の懸案だった公式アカウントをようやく設置し、ブログ内の各ページからも、アクセスした人がワンクリックでツイートできるボタンを追加した。こっちのブログではまだそういう機能を設定していないが(あっちに比べるとアクセスも多くないし)、プラグインを使えば割とすぐに用意できるので、気が向いたらこっちでもやるかもしれない。

Web上での情報のやりとりにおいて、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアは今や必要不可欠な要素だ。それらに比べると、同じソーシャルメディアでも、ブログというスタイルはもはや古臭い存在だと吹聴する人もいる。だが、僕はそうは思わない。Twitterは伝播力に優れているが、反面、読み飛ばされても仕方のない「軽さ」も併せ持つ。主役を張るには、ちと弱い。腰を据えて練った情報を確実に発信するのなら、やはりブログの方がいい。

まずはブログを最初のプラットフォームにして、Twitterなどと積極的に連携させながら、多面的な展開を図る。これからはそういう形の情報発信をしていくべきなのかな、と思っている。

‥‥このエントリーを読んで「ブログ、自分もやってみようかな」と思った方、もしよかったら拙著「人が集まるブログの始め方」をどうぞ(笑)。

Aside

最近ちょっと流行っているらしい、about.me。ソーシャルプロフィールサービスとでもいうのだろうか? 自分のプロフィールとTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアへのリンクを集約したページを、Web上で手軽に作成できるサービスだ。なければないで別に構わないが、あればあったで悪くない‥‥という感じ。TwitterやFacebookはやってるけど、自分自身のサイトやブログは持っていないという人には便利かもしれない。

試しに僕も、自分のプロフィールページを作ってみた。自分の顔写真を使うのは気が引けるので(笑)、ラダックの写真で。こういうページが、本当に簡単に作れてしまう。背景画像は最大1680×1050ピクセルのものが使えるが、ちょうどいい感じに表示させるには、大きさやトリミングを調整しながら何度か試してみた方がいいだろう。

Movable TypeとWordPress

ラダックの風息」の取材でラダックに滞在している時から更新を続けているブログ「Days in Ladakh」。もうすぐ五年目に突入するのだが、そろそろ機能的にかなり古くなってきたので、リニューアルすることにした。

本当はWordPressに移行してしまいたかったのだが、僕が日本にいる今でも毎日相当な数のアクセスをいただいているブログだし、過去ログのパーマリンクやコメントを確実に引き継がせるため、従来のMovable Typeのまま、テンプレートとテーマを最新の仕様にすることにした。とはいえ、純正のテーマはカスタマイズが面倒なので、mt.Vicunaを使って最小限の手間ですむように画策した‥‥のだが。

あー、Movable Type、メンドクサイ。ひさびさに最新版を本気で触ったけど、こんなに手間がかかるツールだったっけ? 何かを一つ変更しようとしても、どこをどうしたものやらわかりにくいし、やっと把握して変更を施したら、そのたびに再構築、再構築、再構築‥‥。時間がかかってしかたがない。WordPressに慣れてしまった身には、本当にかったるい。とりあえず、複製してテストしたブログでテンプレートとテーマを変更しても大きな問題がないことはわかったので、あとはローカル環境でCSSをいじることにした。

Movable Typeが地味に滅びの道を歩んでいる理由が、よくわかったような気がする。