Tag: Health

自重筋トレ再開

右肩の四十肩の症状が、だいぶ収まってきた。疼くような痛みはもう全然ない。肩回りの可動範囲はまだ狭いが、リハビリのストレッチのかいあって、徐々に広がりつつある。というわけで、おそるおそるではあるが、自宅での自重筋トレを徐々に再開していくことにした。

約半年ぶりの筋トレ。笑えるくらいなまってる(苦笑)。プランクはほんの2分でぷるぷるするし、腕立て伏せもきっちりやると20回でいっぱいいっぱい。サボりたくてサボってたわけじゃないけど、中年のおっさんの身体って、動かすのをサボると、ほんとにあっさり衰えるのだな、と実感する。

まあ、四十肩を発症する前までは、四、五年ほど筋トレをやっていたので、無理せずきっちり取り組めば、それほど苦労せずに元の水準まで戻せるとは思う。ちゃんと身体を作り直して、来年以降の海外取材とかに備えねば。がんばろ。

疲れたら、食べる

今週はずっと忙しかった。先週日曜の夜には配信トークイベントに2時間出演。月曜から木曜まで、日中はコワーキングスペースで音声起こし作業。木曜の夜は下北沢で別のトークイベントの立ち会い。金曜は、来年の夏に出す新しい本のキックオフミーティング。

そんなこんなで、自分でも思ってた以上に、疲れがたまっていた。電車で移動中も、席が空いてたら、座り込んでちょっとぐったりしてしまったり。

こういう時には、絶対確実においしいごはんを、腹いっぱい食べたいのである。

打ち合わせで都心に出ていた金曜の夜は、一人で外食と決めていたので、渋谷のアーンドラ・ダイニングで、ノンベジミールス。チキン、マトン、エビ、野菜、サンバル、ラッサム。すべてが完璧にうまい、安心の味。インドのローカル瓶ビールを心おきなく店で飲めるようになったのも嬉しい。

土曜の昼は、日常軒のお弁当と豚まん。ミニハンバーグと春巻と味玉が同居してる、オールスターキャストみたいなお弁当。そして土曜の夜は、コノコネコノコで相方と二人飲み。大分のブリ、鹿肉のタタキ、鹿肉のラザニアなどなど、ビアラオダークとともにうまうまといただいた。満足。

ああ、ほんとにおいしかった。もう一晩、ぐっすりと寝よう。原稿のことをまた考えるのは、明日からでいい。

ひさしぶりの山歩き

昨日は超ひさしぶりに、軽めの山歩きに行った。おなじみの陣馬山から高尾山までの縦走ルート。一昨日の雨がまだ地面に残っていて、ぬかるみが多くて少し神経を使ったが、暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気候で、いい気分転換になった。

山歩きに行ったのは、去年の12月以来。コロナ禍もあったし、春先からの四十肩の症状もあったしで、ずいぶん間隔が空いてしまった。四十肩のせいで自宅での自重筋トレもあまりできてなかったので、身体はかなりなまってしまっていた。何度も歩いているルートだから、感覚の違いは自分でもわかるし、途中々々の所要時間(ぬかるみで余分にかかるにせよ)にもなまり具合は表れていた。

これから寒くなると、マスクでメガネが曇りやすくなるので、マスクをつけての山歩きはしばらく難しくなる。平地で歩数を稼ぎつつ、自重筋トレも肩の具合を見つつ少しずつ復活させていこうと思う。やっぱり身体は、動ける状態の方がいい。

2回目のモデルナワクチン接種

先週の土曜の午後、2回目のモデルナワクチンの接種をしてきた。

接種したその日は、特に明確な違和感もなく、そのまま普通に寝たのだが、夜中の3時頃、ワクチンを打った右腕にひきつるような疼痛を感じて目が覚めた。体温を測ると上がりはじめていたので、相方が用意してくれていたカロナール(解熱剤)を服用。右腕の痛みは治まったが、目はすっかり醒めてしまって、よく眠れない状態が続いた。

明け方に2時間ほどうとうとして起きると、熱がぐんと上がって、38℃台に。こんなにわかりやすく熱が出たのはひさしぶりすぎて、いつ以来だったかも思い出せない。不幸中の幸いは、頭痛や悪寒、吐き気などはまったくなくて、ただただ体温が上がって身体がぽかぽか火照ってる状態だったこと。だから日中は、普通にパソコンやスマホを見ながらのんびり過ごすことができた。

夕方になって急に熱がすとんと下がって、ほぼ平熱に。晩飯も普通に食べられた。寝る直前にまた少し微熱が出たが、夜は前後不覚にぐっすり眠れて、今朝はすっかり元通り。ひさしぶりに自分でいれて飲むコーヒーがうまい。

ともあれ、これで、うっかりコロナを罹患しても重症化するリスクはなくなった。やれやれである。

「当たり前」について

行こうと思えば、いつでも行ける。やろうと思えば、いつでもできる。二年前までは、そんな風に思えることばかりだった気がする。

ここ十年来、ラダックに行かない年は一、二度くらいしかなかったし、タイに至っては七年連続で、まったく同じルートで取材していた。飽きたというほどではなかったけれど、あー、またここかあ、という感覚で旅していた部分は、確かにあった。

そうした感覚が、去年と今年のコロナ禍で、強制リセットされたみたいな状態になってしまった。飽きるほど見慣れていたはずの景色が、今となっては本当に懐かしい。いつの日かまたラダックに降り立って、レーのメイン・バザールをぶらぶら歩くことができたなら、それだけですっかり感動するだろう。タイの道端の露店でカオマンガイを食べれたなら、興奮でおかわりしてしまうかもしれない。

国内でも、今はまだ気軽な行き来もままならないし、友達と集まってのお茶会や飲み会も憚られる。イベントごともまだまだお預けの状態。ついこの間まで、何の気兼ねもなく享受できていた「当たり前」のものごとなのに。

自分に今できるのは、うっかり罹患しないように引き続き用心しつつ、この面倒な事態が過ぎ去った後に備えて、こつこつと準備しておくことくらいかな、と思う。