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揚げ物オーダーミス

朝から四ッ谷で取材。昼までにどうにか無事に終わったので、帰る前に四ッ谷界隈でおひるを食べることに。

以前エリーゼのあった場所で営業している揚げ物専門店で、ポークカツ定食を注文。しばらく待っても来ないので、どうしたのかなと思っていたら、店員さんの声が。

「おーまたせしましたー! おおきなチキンカツでーす!」

いや、僕はポークで‥‥と言いかけた僕は、店員さんが間違って目の前に置いた皿を、思わず二度見。でかっ! 下の白い皿がほとんど隠れるくらいの、フリスビーみたいな大きさのチキンカツ。こ、こんなでかいのを、昼からたいらげる人がいるのか‥‥?

恐縮した店員さんが後で運んできたポークカツは、幸い、常識的な大きさだった。あー、びっくりした。

桜吹雪

今日は午前中に本郷で取材。午後の八丁堀での打ち合わせまでちょっと間があったので、不忍池のあたりまで、ぶらぶら歩く。

おひるは、たまたま見つけた天ぷら屋で、天丼。えび、いか、きす、あなご、とたっぷり載ってて、おいしかった。取材疲れからちょっと立ち直って、不忍池を横切って上野公園の方へ歩いていく。咲き誇っていた桜が、はらはらと散っている。風が吹くと、桜色の吹雪があたりを包み込む。まるで、夢の中を歩いてるような気分だった。

こんな桜吹雪を、あと何回、見ることができるのかな、と、ふと思った。

アイスコーヒーの季節

今日は鷹の台で、朝イチから取材。午後からは新百合ケ丘で取材だ。

最初の取材を終えた後、次までちょっと時間があったので、いったん新宿まで出る。おひるにラーメンを食べ、ひさしぶりにらんぶるに入る。何気なくアイスコーヒーを注文して、ああ、もうそういう季節になったんだな、とあらためて気付く。

午後の取材二件もどうにかこうにか無事に終え、帰りは下北沢で小田急線から井の頭線に乗り換え。東北沢、下北沢、世田谷代田のあたりで、今日の深夜に地下化作業が行われるらしい。日本の技術力、こういうところは異様にすごい。

吉祥寺で電車を降り、リトルスパイスでブナカレーを食べ、よろよろしながら歩いて帰る。疲れた。昔に比べて、疲労耐性がなくなったな。やれやれ。

ココイチの福神漬け

終日、部屋で仕事。昨日の取材の原稿を書いたり、出版社からの要請で企画書を作ったり。ばたばたしていたので、晩飯は近所のココイチへ。

ココイチでカレーを食べるたびに、どうにかならないかなあと思うのが、福神漬け。それ自体はとてもおいしいと思うのだが、テーブルの上にある容器から福神漬けをよそうためのスプーンが扱いづらく、油断してるとぽろぽろこぼれてしまう。適当な大きさのトングにしてくれた方がいいと思うのだが、いかがなものか。

ココイチ的には、たたでさえ食べ放題の福神漬けをトングでさらによそいやすくしてしまうと、採算が悪くなってしまうので、あえて扱いづらいスプーンにしているのかもしれない、と余計な詮索をしてみたり。ま、どうでもいいか。

ひとり旅メシの愉しみ

異国を旅する時、僕の興味はだいたい二つのことに向けられる。写真を撮ることと、メシを食うこと。買い物とかにはあまり興味をそそられない方だ。そもそも、土産が入るほどバックパックが大きくない(笑)。

最近は、ガイドブックやネットから、どこの街のどこの店のどんなメニューがうまいとか、細かい情報がいくらでも手に入る。それを徹底的に調べて決め込んでから旅立つ人もいると思うが、僕はそういうのはあまり好きではない。その土地の名物は何なのか予習くらいはするが、どこで何を食べるのかは、結構、行き当たりばったり。でも、何となくふらっと入った店で、よくわからないままえいやっと注文して、うまいメシにありつけた時の嬉しさったらない。

当たる時もあれば、外れる時もある。昔、バンコクの街で地元民御用達の食堂に入り、前に並んでたすらっとしたお姉さんと同じガパオを注文したら、もうほんとに悶絶するほど辛かった(でも、そのお姉さんは平然と食ってた)とか。朝、ハノイの道端の露店でフォーを注文したら、よくわからないうちにドクダミの葉を投入されたりとか。「思ってたんとちゃう!」なんてことはいくらでもある。でも、それも、ひとり旅メシの愉しみなのだと思う。

ここ最近、ラダック界隈ばかりに行ってるからか、そういう一か八かの愉しみを、しばらく味わっていない気がする。そろそろ、どこかふらっと別の場所に行ってみるかな。