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カリタ セラミックミル C-90

カリタ セラミックミル C-90自分で普通にコーヒーを淹れるようになってから、たぶん七年くらいにはなると思う。そのための道具は当初からずっと変わってなくて、ザッセンハウスのミル、月兎印の琺瑯ポット、コーノ式のドリッパーという取り合わせだった。

だが最近、ザッセンハウスの手挽きミルがそろそろ寿命に近づいてきた。ハンドルや臼歯などのメカ部分を本体の木部に取りつけている木ネジが、緩んで外れてしまうようになったのだ。そこで次は、電動ミルを導入することにした。確かに手挽きミルは風情があっていいのだけど、正直、手を動かすのが億劫になる時もあった。コーヒーは、飲みたい時にさくっと淹れて、くいっと飲みたいから。あと、電動ミルの方が手挽きよりも均一に挽けるので味が安定するという話にも興味が湧いた。

コーヒー用の電動ミルは安いものなら2000円程度で手に入るが、高速回転するカッターで砕く方式のものは、均一に挽けないし、熱が伝わって香りが飛んでしまう。カリタのナイスカットミルやフジローヤルのみるっこDXは、コーヒー好きなら誰もが憧れる高性能な家庭用電動ミルだが、少々お高いのと、かなり大きいので置き場所に困る。

で、大きさ的にも、性能的にも、よさそうなものとして目をつけたのが、カリタのセラミックミルC-90。その筋では定番のロングセラーモデルだそうだ。ファインセラミック製の臼歯が低速回転する方式なので、余計な熱が伝わらずに均一な粉が挽けるのだという。大きさもそこそこで、使わない時は戸棚にしまっておける。

いつも飲んでるまほろば珈琲店の豆を挽いてコーヒーを淹れてみたのだが、正直、びっくりした。冷凍庫(コーヒー豆は冷凍するとある程度保つ)から出して少し経っていた豆なのに、お湯を注ぐとよく膨らむし、飲んでみても、香りも味も上々。ミルを変えただけでこんなに差が出るとは思わなかった。今まで使っていた手挽きミルがイマイチ思い通りの粗さに挽けていなかったのだが、C-90は9段階に挽き分けられる。ホッパーや粉受に静電気で微粉がくっつくのはまあ仕方ないが、それを差し引いても有り余るラクさ。

何だかすっかりうれしくなって、コーヒー熱、再燃(笑)。

新しい腕時計

四年ぶりくらいに、新しい腕時計を買った。カシオのプロトレック PRG-110CJ-1BJF。アマゾンのアフィリエイト収益分を差し引いても結構なお値段だったが、来週は誕生日だから、と自分に言い訳しつつ。

ゴールドのラインをアクセントにした黒のケースと反転液晶。シンプルで精悍なデザインで、腕にはめてみても大きすぎず、しっくりくる。すっかりウキウキしながら、分厚い説明書を見つつ、機能チェック。この時計はその名の通りトレッキング用なので、コンパスや高度計、気圧計、温度計としても使えるのだ。たくさんあるスイッチをあれこれいじくってると‥‥。

‥‥あれ? 温度計がおかしい?

この冬のさなかに、室内とはいえ、27℃というのはちょっとありえない。うーんどうしてかなー初期不良かなーとしばらく考えて‥‥気付いた。そうか、僕の体温で時計本体が温まってしまったからか(苦笑)。

腕につけたままでは気温が計れない、温度計搭載の腕時計。何だかなあ。ま、いっか。

プレゼント

今度の年末年始は、岡山の実家に帰省する。そこで待ち構えているのは、姪っ子と甥っ子。

姪っ子は来年中学生になるので、遅めのクリスマス兼ちょっと早めの進学祝いに、iPod nanoをプレゼントすることにした。正直、iPod shuffleでもいいんじゃね?と思ったが、彼女曰く「指でこう、しゅっとやりたいんじゃ」とのことなので(苦笑)。

で、そうなると黙っていないのが甥っ子。五歳という物欲に目覚めまくりの年頃の彼は、電話のたびに「プレゼント何くれるん?」と単刀直入にねだってくる(苦笑)。とはいえ、戦隊モノや仮面ライダー系のおもちゃは個人的に買い与えたくないので、考えた末、講談社のDVD付き昆虫図鑑にした。さて、吉と出るか凶と出るか。

これだけで終わらないのが恐ろしいところで、お年玉というやっかいな慣習もある。姪っ子にはiTunes Card、甥っ子には図書カード‥‥はー。あれこれひっくるめて、諭吉さんが二枚飛んでいった。やれやれ。

職人が作るオイルドレザースリーブ for iPhone

先月末、ちょうど二年ぶりにiPhoneを買い替えた。iPhone 4からiPhone 5(どちらも16GBのブラック)にしたのだが、サックサクな動作とWi-Fiを凌駕するLTEの爆速っぷりに、いたく感動。まあ、純正のマップアプリはほんとにどーしよーもない代物だし(苦笑)、楽しみにしてたSiriもまだ暇つぶしに使える程度の性能なのは残念だったが。

iPhone 5では全体が縦に長くなったので、普段持ち歩く時のスリーブケースも買い替えねばならなくなった。iPhone 3Gの頃から使い続けてきたフライターグのスリーブケースも、内張が破れてボロボロになってたし。で、次のスリーブケースは、iPhone 5を手に入れる前から予約注文していた(笑)。友人の遠藤幸作さんが経営する国立商店が販売している「職人が作るオイルドレザースリーブ for iPhone」だ。

このスリーブケースを選んだのは、同系列のiPad用のスリーブケースを去年から愛用していて、かなり気に入っているから。肉厚のオイルドレザーの心地いい手触りと、職人の手によるきちっとした縫製が素晴らしい製品なのだが、今回のiPhone用スリーブケースもそれらの長所を引き継ぎつつ、シンプルかつ安心感のある設計で、期待に違わぬ出来だ。使い込んでいくうちにエイジングが進んで、革がクタッとなじんでくるのが楽しみでたまらない。僕はiPhone本体にはケースも何もつけない状態で使っているが、薄手のポリカーボネート製のケースくらいなら、装着したままでも収納できるそうだ。

一個々々が職人による手作りなので、欲しい時に即座に手に入るわけではないけれど、予約して待つだけの価値は十分にある、と思う。

靴のサイズ

ひさしぶりに新しいスニーカーを買った。定番中のド定番、アディダスのスーパースター。二十代の頃から数えると、たぶん5、6足は買って履きつぶしていると思う。

で、お店で試し履きをしていて、ある事実を確信した。俺の足、前よりでかくなってる。

二十代から三十代半ばくらいまでは、スニーカーは26.5センチのものがぴったりだった。ところが今は、それだとつま先が当たって痛い場合が多い。昔から買い替え続けているスーパースターでさえ例外ではなく、今は27センチがぴったり。トレッキングシューズなどの場合は、27.5センチくらいのものを選ぶほどになっている。

もう、ええ年こいた大人なのに、この期に及んで足がでかくなるって、いったい‥‥。