増え続ける本

今抱えている仕事の案件が、ほぼ終わりが見えてきたので、今日は割とクルージングモード。メールでの連絡業務の合間に、コーヒーを淹れたり、部屋を掃除したりして過ごす。

今、僕の家での懸案事項は、増え続ける本。圧倒的な収納力を誇っていたはずのスライド書棚も、もうすぐ満杯。寝室の押し入れの中には、すでに本がぎっしり詰まったダンボール箱がいくつも入っている。無理もない。普通に買った本だけでなく、自分が関わった本の見本誌が何冊もまとめて送られてくるのだから。

押し入れにある本や古雑誌から順に、近所のブックオフに持って行かなければ、もうどうしようもないかも‥‥。重いし、メンドクサイしで、気が進まないのだが。誰か助けてくれないかな(苦笑)。

甘いもの

昼過ぎ、おひるを食べにリトスタへ。日替わりの鶏の唐揚げ中華香味だれ定食、そしてビール。真っ昼間から飲むビールは格別うまい。自堕落な気分を手軽に味わえる(笑)。

食後のコーヒーを飲みながら午後三時過ぎまで粘り、ティタイムに突入したところで、昨日の予告通り、かぼちゃプリンをオーダー。どっしり濃厚な味で、舌触りがちょっとざらっとして、まさにかぼちゃそのもの。これまたおいしくいただいた。

すっかり満足して、ぶらぶら近所を散歩した後、家に戻る。昼のうちにたらふく食べたので、晩飯は家にあったパスタをささっと茹でて済ませる。でも、たかねで買った栗蒸し羊羹が、夜のデザートにあるのだった(笑)。甘いものは、人をちょこっと幸せにする。

ハロウィン

夕方、近所のココイチでカレーでも食べてこようと思って、出かける。からっと晴れてはいるけれど、スウェット一枚ではちょっと肌寒い。

ささみカツカレーをがっつり食べて、満足して家に戻る途中、井の頭通りの交差点で信号待ちをしていると、道の反対側に妙な人たちがいるのを見つけた。海賊だったり、魔女だったり、なんかよくわからない扮装をした男女が何人かいる。あー、あれか。ハロウィンか。東京の街の中で、お店の呼び込みの人以外にガチでハロウィンの仮装をしてる人、初めて見た。ある意味新鮮。

日本でハロウィンだからと浮かれてる人のうち、何割がハロウィンの意味を知っているのかわからないけど、ま、いいか。明日は僕もリトスタで、かぼちゃプリンを食べてこようかな。

マジック・アワー

今日も淡々と仕事。〆切までに全部片付けられそうな目処が立ったこともあって、夕方、外に出かける。新宿の東急ハンズで、旅行用の小さめのカバンを買おうと思ったのだ。来月、頻繁に地方取材に行くことになりそうなので。

三鷹駅まで歩いて、総武線始発の上り列車に乗る。座席に腰を下ろしてiPhoneをいじくっているうちに、ベルが鳴り、列車が動きはじめた。駅を出てしばらくして顔を上げると、僕ははっとした。

なんて、きれいな景色なんだろう。

太陽が沈んだ直後、ほんの数十分間だけ訪れる魔法の時間——マジック・アワー。空に残る仄かな夕陽の残滓。限りなく影の存在しない時間。見慣れた沿線の風景のはずなのに、こんなにも美しいとは。

自分は、この世界で生きている。当たり前といえば、当たり前すぎることだけど。

前倒し進行

昨日に引き続き、今日といい天気。空気もひんやりして、からっとしている。洗濯して外に干していたジーンズを取り込もうとしたら、ぱりっぱりに乾いていて、まるで干物というか、立派な利尻昆布みたいな感じになっていた(笑)。

今日もコツコツと、今関わっている案件の作業に取り組む。今までもそれなりに進めてきていたのだが、さらに急ぐ必要が出てきた。というのも来週の前半、たぶん九州方面に取材に行くことになりそうなのだ。そうなると、今やってる案件の作業時間が二日減ってしまう。できるだけ前倒しで進めておかなければ‥‥。

でも、今月初めに帰国して以来、ろくに営業活動もしていないのに、これだけ仕事をもらえているのは、ありがたいことだなあと思う。働かざるもの、食うべからず。もちろん、自分にとって一番大切なテーマの仕事のことも、忘れてはいないけど。