金曜の夕方に取材を終えて家に帰ってきてから、今日の午前中まで、起きている時間の三倍くらい寝ていた。たまに重い頭を抱えて起きても、何か食べると、また寝床に行って、ぱたり。とにかく、昏々と眠り続けていた。
確かに今月はとてつもなく忙しかったのだけれど、取材による肉体的な疲労はきっかけに過ぎなくて、これまでの執筆や編集作業ですり減らした神経が、とことん疲れてしまっていたのだと思う。それに対する防衛本能のようなものが働いて、外界をひたすら遮断し続けていたような気がする。
阿呆みたいに眠り続けたかいあって、今日は嘘のようにすっきり。取材の原稿書きもはかどった。完全復活。