昼、リトスタへおひるを食べに行く。ホールスタッフとして二年間働いてきた女性が今日でお店を卒業するということで、そのご挨拶も兼ねて。常連さんが入れ替わり立ち替わり彼女に挨拶をしていたのを見ていると、お客さんに愛されていたのだなあと思う。
隣の席にいた常連さんが、彼女に、リトスタの味噌汁がいかにおいしいかということを力説していた。その人は筋金入りの常連さんで、ランチの味噌汁と、夕ごはんセットの味噌汁の味の違いまで熟知していた(笑)。「ここの味噌汁には、タマネギがすごく合うんですよ! タマネギが入っている日はラッキーだと思います!」と。確かに。
僕も、仕事の打ち合わせ相手が三鷹まで来てくれるという時は、よくリトスタでのランチミーティングを提案するのだが、みんなランチを食べはじめて、味噌汁をすすると、たいてい「おおっ」と声を上げる。きちんと出汁を取って、丁寧に仕込んだ味噌汁。何気ないメニューだからこそちゃんとおいしいというのが、あの店らしさなのかなと思う。