この記事を読んでみて、友達の数ということについて、つらつらと。
僕は基本的に、他の人とのコミュニケーションがそんなに苦手な人間ではないと思う。でなければ、初対面の人へのインタビュー取材の仕事なんてできるわけがない(笑)。ただ、人付き合い、友達付き合いがいいかと言われると、正直そんなに活発な人間ではないだろう。たとえば、飲み会など何かの場に誘われたら普通に顔を出すが、自ら何か発案して周囲に声をかけるなんてことはめったにない、とか。友達と呼ばせてもらえるような人は少しはいると思うけど、その人たちとも、そんなにしょっちゅう顔を合わせてるわけではないし。結論としては、友達は少なく、友達付き合いもあまりよくない人間、ということになるのかな。
件の記事によると、世間では最近、友達の数や交友関係の広さがその人の価値を決めると思われるような風潮があるそうだ。でも、気が進まなければ無理して誰かとつるむ必要はないと思うし、そんなことで人の価値が決まるとも思えない。本当の友達というのは、たとえば普段そんなに顔を合わせてなかったとしても、何かあった時にすっと手を差し伸べてくれる人のことだと思う。
誰かとつるんでないと不安でしょうがないという人は、しばらくどこかの国へ一人旅でもしてきたらいいじゃないかと思う。現地からのLINEやTwitterは禁止ということにして。そうすれば、一人で過ごす時間にも価値があることがわかるんじゃないだろうか。