モデルナ製ワクチン1回目の接種から、1日経過。
世間でモデルナ・アームと言われている症状は、ほんのわずか。右腕全体にほんのりとしただるさを感じるが、ほとんど気にならない。注射をした箇所の周囲数センチ四方を指で触ると少し痛みを感じるくらいで、見た目にも腫れなどはない。
不思議なのは、四十肩の慢性期の症状である肩周りの筋肉のこわばりや鈍い疼痛が、ずいぶん楽になっていることだ。狭まっている関節の可動範囲が元に戻ったわけではないが、動かせる範囲内では違和感も痛みもなく動かせる。肩が軽くなった、といってもいいくらい。
モデルナ製ワクチンの接種によって、右肩の周囲の筋肉の血流が一時的に活発になったために、四十肩特有の筋肉のこわばりや疼痛が軽減されているのだろうか……?(適当)
1回目の接種でこの状態なら、2回目の接種の後には、四十肩の症状はどうなるのだろうか……?(適当)
「楽しんでるでしょ?」というツッコミを受けたのだが、まあ、その通りである。
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カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』読了。1930年代後半のアメリカ南部の町を舞台にした群像劇。誰も彼もが悩みを抱え、それらを本当には分かち合えないまま、孤独に苛まれている。行手には、光すら見えない。そんな人々の姿が、優しいまなざしで淡々と描かれている。この世界に満ち満ちている心の孤独は、2021年の今も、何も変わっていない。
しかし、この傑作長編が、著者が23歳の時のデビュー作だとは……凄すぎる。