昨日から、確定申告の準備に、嫌々ながら着手している。まったく気の進まない作業だが、これを終わらせなければ、やるべき作業、やりたい作業に取りかかれないので、渋々と。
取引先からの支払調書とか、手元にため込んだレシートの山とかをちまちま整理してると、何だかとてもアホらしくなってくる。だってそうだろう。今の日本の総理大臣は、自分の後援会主催で地元有権者を800人も集めたパーティーを高級ホテルの宴会場で開催しておいて、その収支を政治資金収支報告書に記載していないばかりか、パーティーで参加者に渡したという領収書も、ホテル側に料金を支払った際の明細書も、提出しようとしないのだ。一国の長が身勝手に法律を破っているのに、なぜ僕ら庶民は、コンビニのレシート1枚まできっちり保存しろと税務署に言われなければならないのか。
森友問題では多くの公文書が改ざんされ、その作業をさせられた近畿財務局の職員の方が自殺に追い込まれた。加計問題でも、官邸側に都合の悪い内部文書の多くが握り潰されている。当たり前のまっとうな正義がねじ曲げられてしまっている。もう、うんざりだ。
首相としての矜持があるなら、範を示せ。非を認め、世間に詫び、身を処せ。