安曇野でわがまま放題にふるまえるチャンスを、成長痛とおぼしき症状で自ら失った甥っ子1号。そんなに背が伸びたのかと、安曇野の家で測ってみた。
家の真ん中にある柱には、姪っ子や甥っ子1号2号がこの家に来た折に背丈を測った時の目印が残っている。1号を柱を背に立たせ、メジャーで測ってみると、123センチ。去年から8センチも伸びていた。
柱の123センチの場所には、別の目印が残っていた。姪っ子が8歳の時の目印だ。甥っ子は6歳半で8歳の時の姪っ子の背丈に追いついたことになる。
その日の夕方、岡山にいる姪っ子から電話がかかってきた。6歳の1号が8歳の時の姪っ子の背丈に追いついたという話をすると、14歳の姪っ子は、4、5秒沈黙して、こう言った。
「ふ、ふーん。でも私、今は152センチあるし!」
本気でくやしいのか(笑)。面白い姉弟である。