御岳山散策

駅で売られていた鮎の塩焼きと三幅だんご

昨日、ひさしぶりに東京で山歩きに行くことにした。目指したのは、奥多摩の御岳山。山歩きといっても、今回は山上までケーブルカーで上がって、山頂付近のハイキングコースをぶらぶら歩くというお手軽プラン。JR青梅線の御嶽駅まで行き、駅の南口からバスに10分ほど乗って(混雑時は増発されている)、ケーブルカーの滝本駅へ。駅では、うまそうな鮎と三福だんごが焼かれていた。

御岳平から東の空を臨む

ケーブルカーですいーっと山上まで上がると、御岳平という見晴らしのいい場所があった。快晴なら都心の街並が見えているはずの東の空を眺める。

大きな木にかけられていた巣箱

ケーブルカーの御岳山駅から、武蔵御嶽神社へと続く参道を歩いていく。ふと横を見ると、高さ数十メートルはある大きな木の枝に、巣箱がかかっていた。

参道に咲いていたシュウカイドウの花

参道の道端に、可愛らしい色をした花が咲いていた。シュウカイドウという名の花だそうだ。

山頂の武蔵御嶽神社にて

武蔵御嶽神社は関東でも有数の山岳信仰の霊場で、境内には荘厳な雰囲気が漂っていた。これは大口真神社というお社で、狼を神格化した大口真神が祀られている。御岳山に飼い犬を連れた観光客がやけに多い理由がわかった。

水量が少なめだった、七代の滝

神社を後にし、山頂周辺のハイキングコースに入る。長尾平という眺めのいい場所でおひるを食べ、山道を少し下って七代の滝へ。折からの水不足で水量はやや少なめだったが、滝壺の周辺は清冽な水しぶきでひんやりとしていて、気持よかった。

苔むした倒木の幹

七代の滝から鉄製の階段を上って、天狗岩からロック・ガーデンと呼ばれる森の中の散策路に入る。沢沿いに続く道沿いには、苔むした倒木や岩が至るところに横たわっていて、歩いていても飽きない。

鬱蒼と茂る森

お浜の桂と綾広の滝を過ぎると、ロック・ガーデンの散策路はほぼ終わり。鬱蒼と茂る森に別れを告げ、尾根沿いの平坦な道を歩いて、武蔵御嶽神社を経て、ケーブルカーの御岳山駅へと戻る。

三幅だんご、くるみみそ味

御岳山駅まで戻ってきた後、腹が減っていたので、くるみみそ味の三福だんごを買って食べる。これ、むちゃくちゃうまい。もちもちとした団子に、ほどよい甘味のくるみみそがよく合う。

心配していた雨にも降られることなく、森の自然を満喫できて、いい気晴らしになった山歩きだった。

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