「感じ」をつかむ

終日、部屋で仕事。一昨日の取材二件分の原稿を書く。

仕事で依頼された原稿を書く時、割と大事だなあと思うのは、「感じ」をつかむということ。依頼内容に相応しく、自分の感覚的にも違和感のない、「こんな感じで書く」の「感じ」。具体的には文体や言葉の選び方、句読点の打ち方など、いろんな要素が絡むのだろうけど、自分の場合はそういうのをひっくるめて「感じ」をつかむことがまず必要だと思っている。

書き手が「感じ」をつかめていれば、その文章には統一されたトーンが生まれるし、たいていの場合、読みやすく、引き込まれやすくなる。書き手が「感じ」をうまくつかめずに手探り状態で書いた文章は、トーンがバラバラで、読みにくくなってしまう場合が多いと思う。

その「感じ」をどうやってつかむのか、自分の中ではまだうまく整理できていないのだけれど‥‥。書く前に頭の中でぐるぐる考えて、「感じ」のイメージを作るしかないのかな。

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