最近、頼みごとをされる機会が増えた。多いのが、「ラダックの写真を使わせてほしい」というのと、「イベント(またはメディア)に出てほしい」という依頼。知り合いからの場合もあれば、まったく見ず知らずの人から連絡を受けることもある。
基本的に、本業に支障がない案件で、読者にもちゃんと喜んでもらえて、条件面でもそこそこ妥当な線なら、引き受ける方向で対応している。ただ時々、「えっ?」というような形での依頼をされることがある。会ったこともないのに、いきなりTwitterのリプライで依頼してきた人も、今までに二、三人いる(苦笑)。「DMを送りたいのでフォローしてください」とか。何でそんなことしなきゃならないのか。
僕の本を読んでもいないのに、ノープランでざっくりと「ラダックのイベントをしてください」と依頼してきた人も、二人や三人ではない。いったい、僕にラダックの何についてしゃべらせたいのだろう? 依頼内容以前に、人に頼みごとをする際のごく当たり前の手順を踏まない人が多いことに、愕然とする。
あれかな、世間的に僕は「与しやすし男」と思われてるのかな。さして知名度も高くなく、頼めば何でもホイホイ引き受ける、みたいな。これからは気難しく腕組みして、威圧感を出す方向で行こうかな(苦笑)。