午後、赤坂で打ち合わせ。先月下旬に僕がプレゼンした本の企画について、担当になっていただいた編集者さんと話し合う。彼が社内の新刊会議でこの本の企画を提案して、トップの承認が得られれば、正式に取材と執筆に取りかかることができる。
「‥‥この本を、僕たちが作りたい形で承認してもらうにはどうすればいいのかを考えましょう!」
編集者さんにそう言ってもらえると、本当にありがたい。いい意味での共犯関係が結べたような気がする(笑)。
これから一生懸命努力しても、この本を必ず作れるようになるとはかぎらない。もしかすると、ボツになるかもしれない。見えないゴールに向かって全力で突っ走るのは、かなりの覚悟がいる。それが、この仕事の一番きついところであり、一番面白いところでもある。
どっちにしろ、何もしなければ、何も始まらない。やるしかないか。