人に教える

昼、リトスタでランチミーティング。以前ちらっと書いた、講師のような仕事の件で、先方の担当者さんが遠路はるばる訪ねてきてくれたのだ。からりと揚がった海老フライをいただきつつ、話を伺う。

仕事の内容をざっくり説明すると、ある地方自治体が設けているプログラムに参加している一般の方々が書いたレポート記事を添削し、どこをどうすればよりよい文章になるか、ミーティングの場で教えるというもの。うーん、僕に務まるのかな‥‥? 今の自分の書き方は、場数を踏む中で感覚的に覚えてきたことで、誰かから教わったことはほとんどないし‥‥。

僕の両親はどちらも高校の教師で、妹も高校教師になり、高校教師の旦那さんと結婚した。親戚たちの職業も高校教師ばかりで、要するに、教師一族のようなものだ。だから僕は(天の邪鬼だからというのもあるが)教師という職業に対してアレルギーのようなものを感じていて、大学でも頑として教職課程を取らなかった。そんな僕が、めぐりめぐって人に文章の書き方を教えるというのだから、不思議なものだ。逃れられぬ宿命というところか。

「とりあえず、ブログを毎日書いてみましょう」とでも教えてみるかな(笑)。

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