「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」

先週に引き続き、アップリンク吉祥寺で映画鑑賞。Webで情報を見て気になっていた「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」を。ジャズを聴く者なら誰一人知らぬ者のないピアニスト、ビル・エヴァンスの生涯をふりかえるドキュメンタリー。

全編にわたってエヴァンスの曲が流れ続ける、とても贅沢な映画。アップリンク吉祥寺の音響設備のよさとあいまって、どっぷりと彼の音の世界に浸らせてもらえる。当時の証言者として登場する人々も錚々たる顔ぶれで(映画の完成時には亡くなっていた方々も多かったそう)、徹底的に真摯に作られたドキュメンタリーだった。

エヴァンスの生涯について、僕はおおまかな出来事は知っていたものの、この映画を通じてあらためて俯瞰してみると、本当にしんどい出来事の連続だったのだな、と思う。どうしようもなかった出来事もあれば、文字通り自業自得だった出来事もあり。一緒に観に行った相方が「天才って本当に大変だねえ」と言っていたのだが、才能がありすぎて、感性が繊細すぎて、自分に正直すぎて、ああなっちゃったのかもな、と思ってしまった。

それでも彼の音楽は、今もなお、世界中の人々に愛されている。僕の手元にも、CDが5、6枚はあったかな。ひさしぶりにゆっくり聴いてみよう。

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