短パンとサンダルの季節の終焉

昼のうちに原稿を書き進めて、夕方、歩いて吉祥寺へ。

台風18号が運んできた熱帯の湿気が大気にたちこめて、急に真夏がぶり返してきたかと思うほど、暑い。アスファルトがぎらぎらと日射しを反射させている。帽子にTシャツ、クロップドパンツ、サンダル。ひさしぶりに完全に夏仕様の服装で出かけた。

でもさすがに、短パンとサンダルで出歩ける時期も、そろそろ終わりだろう。セミの鳴き声も、いつのまにかすっかり秋虫のさざめきに変わってしまった。街を歩けば、秋物の服やハロウィーンのカボチャがディスプレイされている。僕自身、インドで黒焦げに焼けた肌の色がだいぶさめてきた。もうすぐ秋本番。そして、またたく間に冬が来るのだろう。

……いや違った。再来週から、3週間半もタイに行くんだった。短パンとサンダルから今年卒業するのは、少なくとも10月24日以降(苦笑)。今年もまた、いつまでたっても、夏が終わらない。

連休と台風

昨日は丸一日、休んだ。昼に吉田亮人さんがフィリピンのストリートチルドレンを撮った写真展に行き、ひさしぶりにご本人にお会いして、写真を拝見しつつ、しばしおしゃべり。その後は最近割とお気に入りのエリア、清澄白河の方に行って、ぶらぶら歩き回って、お茶を飲んだり、コーヒー豆を買ったり(たまたま選んだのは奇しくもフィリピン産の豆だった)。そういえば、ブルーボトルコーヒーが日本第1号店をオープンしたのも清澄白河だった。巨大企業ネスレに買収されちゃったけど。

で、台風18号が近づいてきて一日中雨だった今日は、完全に家に引きこもって、ずっと原稿を書いていた。昨日たっぷり休んだからか、サボりたくても台風で外に出て行けなかったからか、今日はものすごくはかどった。我ながらよくがんばった。やればできる。いつもこのくらいがんばればいいのに(苦笑)。

さて、台風一過の明日は、どうしようかな。

夜のベーコンエッグ

終日、部屋で仕事。昨日取材した分の原稿を形にし、その後は先日から書きためているWeb連載の原稿。なかなかに骨が折れる。

ゆっくり買い物をして自炊をする余裕はないし、半月後にはまたしばらく家を留守にしなければならない。夕食は、2合分ほど残っていた米を全部炊き、おかずは冷蔵庫にあった食材で適当に。ベーコンエッグ、惣菜のポテサラ、冷奴、納豆キムチ、インスタントの味噌汁。

全部できあがって、一人でもぐもぐ食べていて、妙な違和感。ベーコンエッグって、朝か、せいぜい昼に食べるのが普通のメニューのような気が……。いや別に、ベーコンと卵を夜食っても何の問題もないのだが。いつのまにか刷り込まれたイメージって、案外強い。

ともあれ、おいしくいただきました、ベーコンエッグ。

醒めても夢

朝6時に起き、買い置きのランチパックをほおばり、取材道具を携えて、渋谷へ。朝イチからの取材は、通勤ラッシュにも巻き込まれるので、なんだかんだで疲れる。

取材を終えた後、昼過ぎに家に戻る。仕事に取りかかる前にちょっと休もうとソファに横になると、そのまましばらく寝落ちしてしまった。

……目が醒める。なぜだろう、テレビの画面がついていて、音が聞こえる。ステレオの電源が入っていて、CDトレイが開いている。僕の身体の上に、誰がかけてくれたのだろう、毛布がかかっている。誰もいないはずなのに。いったい、誰が?

……本当に目が醒めて、身体を起こすと、テレビはついていないし、ステレオもついていない。身体に毛布もかかっていない。目が醒めたと思ったら、そこもまた夢の中だったのか。

それにしても、奇妙な夢だった。

情報は、裏を取らねば

終日、部屋で仕事。夏に取材してきた題材をもとに、来月から再開するWeb連載の原稿を書き進める。

題材にもよるが、僕らのようなライターが原稿を書く時は、いろんな情報を調べながら書き進めることが多い。文献だったり、ネット上の資料だったり、自分で取材して調べた情報や証言だったり。その時、常に注意しなければと心に留めているのが、その情報が本当に正しいかどうか「裏を取る」ということだ。

今の時代、ネットで検索すれば、ウィキペディアなどにまとめられた情報が簡単に手に入る。ところが、そうした情報には、往々にして間違いが含まれている。ライターは間違った情報をうっかりうのみにしないように、複数の情報を突き合わせて、完璧にとまではいかなくても、可能なかぎりミスを避けるようにしなければならない。

日本で一番有名な旅行用ガイドブックとかでさえ、間違った情報(刻々と変化する宿の値段とかではなく、変わりようがない地理や歴史の情報)を載せていて、どうしてこうなった?と思って調べたら、ネット上の誤情報をそのまま拾っていた、という事例もあるので、油断ならない。情報は、裏を取らねば。