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肩の荷

終日、部屋で仕事。今、編集作業を請け負っている書籍に収録する、著者の方の対談原稿の執筆。テープ起こし(というよりデータ起こしか)も終わり、原稿もほぼ仕上がった。これでとりあえず、来週まではいったん自由の身。肩の荷が降りた‥‥。

‥‥と思ったら、明日の午後は、大事な打ち合わせがあるんだった。新企画のプレゼン。ブラッシュアップした企画書の準備はもう終わってるけど、今さらながらにキンチョーしてきた。出版社への企画のプレゼンは、今まで何度もやってきたが、いつまでたっても慣れない‥‥。

でも、この企画が採用されたら、来年の今頃はかなり面白いことになっているはず。これからの自分の道程に大きく関わってくることでもある。がんばろ。

旅は仕事にしない方がいい?

前のエントリーで旅と仕事について書いたら、知人の方が、「僕は旅は仕事じゃない方がいい。日常と非日常は区別があった方がいろいろ充実する気がする」とコメントしてくれた。

ほんと、それはまったくその通りだと思う。世の中では、旅と関係ない仕事をしている人が大半だ。仕事と旅は区別して、働く時は働く、旅を楽しむ時は楽しむ、という生き方の方が、ずっと自然だと思う。

僕自身、旅に出るなら、依頼やスケジュールには縛られたくない。自分が行きたい場所へ、自分が行きたい時間だけ旅したい。自分らしいと思える旅をやりきって、その経験を写真や文章でカタチにするのが、僕が今まで書いてきた旅の本のベースになっている。そこから踏み外したら、自分が旅の本を作る意味はなくなってしまう。

要するに僕は、旅と仕事の、ものすごく深い狭間で、無理筋を通そうとしてあがいているのだ(苦笑)。効率よくお金を稼ぐなら、他にも選択肢はある。でも僕はやっぱり、自分らしい旅の本にこだわりたい。自分の本を手に取って喜んでくれている、読者の方々の笑顔を見てしまったから。

旅は仕事にできるか?

深夜に思い浮かんだことを、つらつらと。

今まで、旅先でいろんな人に出会ってきた。その中でも、これから就職活動をしようとしている人や、すでに一度就職したけれど転職を考えている人が、異口同音に口にすることがある。

「‥‥できれば、旅に関係のある仕事がしたいんです!」

その気持、わかりすぎるほどわかる。旅の自由がもたらす解放感とみずみずしい感動に、仕事を絡めて生活していけたら、どんなにいいだろう。でも、「旅を仕事にする」のは、簡単なことではない。

たとえば、旅行会社に就職したからって、誰もが添乗員として年中あちこち旅して回っているわけではない。大半の時間は地道なオフィスワークに明け暮れる。たまに添乗に出たとしても、四六時中お客さんに気を遣って、ぶっちゃけ、ゆっくり旅を楽しむどころではない。添乗に出ずっぱりなら、それはそれで体力的にきついし。はたで見ていても、本当に大変そうな仕事だ。

では、トラベルライターやフォトグラファーはどうだろう。これも、概して非常にささやかな予算と弾丸スケジュールの中で、あれ見てこれ見てそれを見て、と取材に追いまくられ、帰国後、ライターには苛酷な〆切が待ち構えている。それでもなかなか食っていけないのが実情だ。

どの職業にも共通しているのが、自分で旅の行先や行動を選ぶ自由がとても限られている、ということ。仕事だから仕方ない面もあるが、そこに、かつての旅で感じた解放感や感動を見出すのは、かなり難しいと思う。

「じゃ、自分で好きなように旅をして、それを本や写真で発表しよう!」という人もいるかもしれない。僕自身の仕事で一番知られているのも、ラダックを好きなように旅して過ごして、それをまとめた本だ。「旅を仕事にする」という意味では、もっともそれに近い選択肢と言えるかもしれない。

でも、この選択肢は、自分で言うのも何だが、かなりリスキーだ。これだけで生活していくのは難しい。今の僕は、他の仕事も請け負いつつ、機を見て好きなように旅をして、それをどうにかこうにか形にする、という感じでやりくりしている。依頼される形でのトラベルライターやフォトグラファーの仕事は、それを完全にメインにすると自分の旅ができなくなりそうなので、積極的に営業をかけるつもりは今のところない。

ただ最近は、もう少し別の形で「旅を仕事にする」ということが実現できるのではないか、とも思っている。自分がある程度イニシアチブを握れる環境を整えて、自分の旅の本づくりもしつつ、それとはまた別のスタイルで、自分や、自分に近い立場の人の旅を形にする仕事ができたら‥‥。

今、水面下でたくらんでるのは、そんなプロジェクトだったりする。

執筆と編集の違い

この一週間、ほとんど自宅にカンヅメ状態。え、今って連休なの? てな感じ。

起きてる間はずっと机に向かって作業をしているので、目はショボショボに疲れるし、肩や腰の筋肉はバッキバキに凝り固まってくる。でも、考えてみると、こうした肉体的な疲労を感じるのは、他の人の本や記事を編集する作業の時だけ。自分で原稿を執筆する時は、こんな風には疲れない。ただ、うまく書けないとひたすら悶々として、心がすり減ってく感じにはなるけど。

ここしばらく、他の人の原稿を触る仕事をしてなかったので、こういう疲労感もある意味新鮮。この仕事が終わったら近場の温泉にでも行きたいな。

〆切に次ぐ〆切

取材のため、朝から電車に乗って南大沢へ。眠気が覚めなくて困ったが、缶コーヒーをがぶ飲みし、どうにか無難にやり遂げる。

やっぱり疲れを感じたので、家に戻ってから、夕方まで少し仮眠。晩飯を食ってシャワーを浴びたら、かなりしゃっきり。さっそく原稿に取りかかり、夜中までに何とかメドが立った。しかし、机上にはまだ山のよーに仕事が‥‥。

九月に帰国してからというもの、やたらめったら忙しい。文字通り、〆切に次ぐ〆切に追いまくられている。この調子だと、来年の一月末くらいまではせわしない日々が続きそうだ‥‥。紅葉の時期に合わせて、丹沢あたりを歩きたいと思ってたのだが、ちょっと無理かも。

ま、やるしかないか。