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繁忙の兆し

昨日の夜は、知人主催の旅系イベントに顔を出していた。家に帰りついたのは夜半過ぎだったが、今日は朝六時起き。眠い目をこすりつつ、取材のため、堀切に向かう。駅を降りると、荒川河川敷が目の前。吹く風はまだまだ冷たい。

午前中のうちに二件の取材を終え、三鷹へ戻る。駅に着いたら税務署に直行し、確定申告の手続き。申告書類作成会場前の長蛇の列に心が折れそうになったが、どうにかこうにか、終わらせる。月曜にして、もうヘトヘト。

今週は取材やら何やらで、毎日出歩く日々が続く。家にいる時は原稿を書かねばならないしで、かなり忙しない。繁忙期‥‥の兆しなのかな。その割には、確定申告でも明らかになったように、さっぱり儲かっていないのだが(苦笑)、どうしたものか。

怠惰なるままに

僕は基本的に、一日一回のペースでこのブログを更新するようにしよう、と決めている。別に何か目的があるわけではなく、強いて言えば、物書きという仕事上、文章を書く時の感覚を維持しておきたいから、くらいだろうか。

ご存じの通り、ブログの内容は節操がなく(苦笑)、人から見れば、ものすごくどうでもいいことを書いていることも多々ある。少なくともこのブログでは、読む人に常に何かしらの価値を提供しようと意気込んではいないから、その辺は勘弁してほしいのだが。今日だって、真夜中の今になるまで、何を書いたらいいのかまるで思い浮かばず、サボろうかと思ってたくらいだし。

まあでも、書き続けていれば、何かいいことがあるのかな‥‥とりあえず生きてる、という生存報告になるくらいか。というわけで、怠惰なるままに。

霧の海へ

今週は、先週取材した原稿の執筆に淡々と取り組んでいる。

朝起きて、おひるを作り、コーヒーを淹れ、原稿を書く。きりのいいところで近所のスーパーに買い出しに行き、晩飯を作り、再び原稿を書く。ノルマに達したところで打ち止めて、ビールを飲み、眠くなったら寝る。まあ、今のところ執筆も順調なので、明日にはこの件も一段落するだろう。

その後は‥‥明確な仕事ともいえない、厄介なミッションが待ち構えている。正直、本当に実現できるかどうかもわからない話。たとえるなら、真っ白な霧がたちこめて何も見えない海へ、ボートで漕ぎ出すような感じだ。

これに取り組むのは、はっきり言って、とてもしんどい。避けて通れるならそうしたいくらいだ。でも、これは、僕がやらなければならないこと。そして、やれるとしたら僕にしかできないこと。だから、たとえ心をへし折られるような苦痛を味わうことになっても、僕は霧の海に漕ぎ出す。

いい本だけど、売れない?

自分自身が作ってきた本も含めて、の話なのだけれど。

同業者と話をしていると、「あれ、いい本だと思うんだけど、売れないんだよねえ」といった話を時々聞く。僕自身、そんなことを口にした経験は何度もある。でも、あらためて考えてみると、それってどうなんだろう? と思わなくもない。「いい本だけど、売れない」のは、読者がそのよさを理解できないからではなく、企画から発売までの段階で、作り手が何かを読み違えたからではないだろうか?

「いい本で、しかも売れる」ための答えがはっきりわかっていれば、誰も何の苦労もしないのだが、もちろんそんなことはなく、結局、売れるかどうかは出してみなければわからない。ただ、ある程度経験のある編集者が関われば、その本の企画なら、全国的におよそどのくらい読者になりうる人がいて、どのくらいの数を刷ればその人たちに届くのか、いくらかは読めるようになる。たとえたいした冊数でなくても、そうして想定した数の読者にしっかりと届くように本を販売できたのであれば、僕はその本は役割を果たしたと思うし、「ちゃんと売れた、いい本」だと思う。ただ、そこからさらに読者が広がるかどうかは、ほんと、神のみぞ知る、だ(苦笑)。

付け加えるなら、個人的に「いい本」の条件だと感じているのは、「耐久力」だと思う。刊行から年月を経れば、細かい掲載情報が古びていくのは当然なのだが、それでも本質的な部分が劣化することのない本は、確かにある。ひっそりと、でも確実に読み継がれていく本。僕も、そういう本を作ることを目指したいと思う。

戦いすんで日が暮れて

午後、吉祥寺で取材。月曜から連日続いていた怒濤の取材ウィークも、ようやく一段落。もちろん、これから原稿(17本‥‥!)を書かなければならないのだが、まずは、どうにか無難に取材を終えることができて、ほっとした。

戦いすんで日が暮れて、帰りに旅人の木でラーメンを食べようと思ったら、お店の様子が変。見ると、つい先日、閉店したのだという‥‥。がーん。正確には、杉並あたりの別の場所に移転する予定とのこと。昔からずっと好きな店だったし、吉祥寺から家に帰る途中のちょうどいい場所にあったので、重宝していたのだが‥‥。あれだけ最寄り駅から遠いと、やっぱり集客が厳しかったのかな。それでも九年間続いたというのだから、たいしたものだと思うが。

自分が好きなお店には、足繁く通って応援しなきゃな。あらためてそう思った。寂しいなあ。