今の時代に、文章を書くことを生業にして生きていきたいという人がどのくらいいるのかわからないけれど、それでもフリーライターを目指すという人に向けて、いくつかアドバイスめいたことを書いてみたいと思う。ちなみに、小説家や作家を目指す人にはあまり参考にならないかもしれないので、あしからず。
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今の時代に、文章を書くことを生業にして生きていきたいという人がどのくらいいるのかわからないけれど、それでもフリーライターを目指すという人に向けて、いくつかアドバイスめいたことを書いてみたいと思う。ちなみに、小説家や作家を目指す人にはあまり参考にならないかもしれないので、あしからず。
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午後、白金高輪で打ち合わせ。何年かぶりに会った編集者の知人と、初対面の編集者の方々との打ち合わせ。
今日に限らず、初対面の人に自分の職歴を説明すると、間違いなく「いろいろ手広くやってらっしゃるんですね〜」と言われる。確かに、執筆に編集に写真に、旅モノからIT系や大学や病院に至るまで、自分でもどうしてこうなったんだろうと思うくらいよろず屋と化している。
でも、基本的に僕は、「本づくり」を仕事にしているだけだ。それ以外は何もできないデクノボーと言ってもいい。こういう形で本づくりに携わる人間は、これからはどんどん減っていくと思う。きついし、つらいし、めったに儲からない。電子書籍やWebの情報の氾濫で、本づくりで生きていける道はますます狭まっていく。僕みたいなのは、いわば、絶滅危惧種なのだ。
それでも、この仕事を選ぼうと思っている人へ。きついけど、挑む価値はあるよ。
昼頃まで寝て、この二日間の寝不足を取り戻す。おひるにうどんを作り、コーヒーをいれ、原稿の続き。とりあえず、当面の作業にはメドがついた。
ライターとしていろんなジャンルの取材をしていると、それなりに蘊蓄も増えていく。たとえば‥‥新幹線は、今以上のスピードを出そうとするとパンタグラフが溶けてしまうけど、車体に電源を搭載してパンタグラフをなくせば、時速500キロくらいまで出せるので、実はリニアモーターカーとか無理して作らなくてもいい、とか。そんなことを知ってても、はたして何に使えるのかという気がしないでもないけど(苦笑)。
まあ、いろいろ雑多に引き出しにしまっておけば、いつか何かの役に立つのかも。
朝から大岡山で取材。台風みたいな雨と風。途中でビニール傘がものの見事に裏返ってしまった。濡れて寒いわ疲れるわで散々だったが、家に帰ってシャワーを浴び、温かいコーヒーを飲んで、やっと人心地。
今日の取材で面白かったのが、「一日一アイデア」という話。その方は、毎日必ず一つのアイデアを思いつくようにして、それをノートに書き留めているのだという。アイデアはどんなものでもよく、書き留めた時点で、それがいいか悪いかという判断はあえてしない。そうしてアイデアをどんどん書き溜めていくと、ある日、思いがけないひょんなタイミングで、役立つことがあるのだという。
面白いなあ。僕もやってみようかな。毎日一つ、新しい本のアイデアを。‥‥ハードル高いな(笑)。
この三日間、自宅作業を淡々と進められたので、ノルマはおおむね達成。先々週からの取材ラッシュでヤバかった執筆状況も、どうにか追いついてきた。
今日から四月。今年ももう四分の一が終わってしまった計算になる。この三カ月、自分は前に進めていたのかな‥‥いや、進めてないな。少なくとも、自分自身の個人的な目標に対しては、もどかしいほどの足踏みを強いられていたような気もする。まあでも、それは自分の力不足ゆえでもある。まだまだ甘い。
今月中には、前から下準備を続けていた、二つの新しい企画に対する答えが出る。さて、どうなるか。