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やむなく早寝

昨日は神奈川の伊勢原近辺で、今日は板橋の西台近辺で、それぞれ取材。どちらも朝イチからで、家に帰り着いたのは夜。メールでの連絡業務、取材データのバックアップ、次の取材の準備などしていると、あっという間にこんな時間。

明日は、今日よりさらに早い時間から、途中に移動を挟みつつ、さらに遅い時間まで取材。おまけに天気予報は雨。木曜も取材がある。取材をしたら当然、その原稿も書かねばならない。ほんと、気の休まる暇がない。

とにかく、この間のように身体がへばってしまうとどうにもならないので、少しでも体力を温存・回復させるために、できるだけ寝る時間を多く確保している。この夜型人間が、やむなく早寝に追い込まれているというわけだ(苦笑)。それでも、効果はまあ知れてると思うが。

とりあえず、目の前のことを一つひとつ、捌いていくしかない。やらねば。

独りよがりの境界線

読み手のことを何も考えずに、独りよがりに書きたいことを書き連ねた文章というのは、往々にして鼻持ちならないものになる、といったことは世間でよく言われる。読み手の目線をイメージして、みんなが読みたいと思うことを書きましょう、みたいに。

まあ、それが明らかに間違ってるとは思わないのだが、例外は多々あるというか。というのも、世の中で名作と賞賛されている本は、独りよがりに書かれたものがとてつもない形で昇華された結果だったりするから。

文章を書きたい、本を作りたいという最初の動機は、往々にして、マグマのようにドロドロと熱い、独りよがりがこじれにこじれた思いだったりする。要は、そのこじれにこじれた独りよがりを、全員とは言わないまでも、ある程度の人に受け入れてもらえるだけのクオリティの作品にまで高められるかどうか、なのだろう。

独りよがりが、単なる独りよがりでなくなるかどうかの境界線。うまく言えないけど、自分もそれを越える術を身につける努力はしなければならないなと思う。

歌うなら、自分の歌を

今日と明日は、自宅で執筆作業に充てる。明日の夕方に某大学で行われる公開講座の取材依頼が来たのだが、時間的にもキャパ的にも無理なので、やむなく断る。まあ仕方ない。

臨戦態勢を整えて、夜半過ぎまで、一心不乱に書き続ける。どうにか形にはなった‥‥かな。先週末に取材したインタビューの原稿。元々の話自体が面白かったので、指定文字数に合わせて、テープ起こしした分から削っていくのがもったいないくらいだった。

この仕事に携わるようになってから、インタビューの原稿は、文字通り数えきれないほど書いてきた。二十代初めの頃は、雑誌に載るような読み応えのあるロング・インタビューを書けるライターになるのが夢でもあった。やがて幸運なことに、実際にそういうインタビュー記事をいろんな雑誌で毎月のように書かせてもらえる立場になったのだが、僕はいつも、心のどこかで、小さな違和感を感じていたように思う。

燦然と輝きを放つ人にインタビューして、その輝きを余すことなく読者に伝える。でもそれは、人が放つ輝きのおすそわけに預かっているということでもあった。インタビューという仕事自体には価値があると思う。けど、それだけでいいのか? 他人のヒット曲を歌っていればいいのか? 歌うなら、自分の歌を歌うべきなんじゃないのか?

だから僕は、六年前、すべてを放擲して、ラダックに向かったのかもしれない。

これからも僕は、いろんな種類の取材を請け負うだろうし、インタビュー記事もいくつか書いていくだろう。でも、一番追求していくべき仕事は「自分の歌」なのだと思うし、それが一番周囲から求められているものだとも思っている。

八重桜

朝から夕方まで、豊洲で取材。一日で四件の取材となると、さすがにきつい。最後の方になると、「あれ、最初の人に何聞いたっけ‥‥?」てな感じで、モーローとなる(苦笑)。行きも帰りもラッシュアワーにぶつかって、帰りはずっと立ちっぱなしだったのもしんどかった。

それでも思うのは、天気がいいと、こんなにも気が楽になるんだな、ということ。今日は本当にうららかな日和で、取材の合間に広場でベンチに坐っていると、背中を暖めてくれる日射しが心地よかった。歩道沿いの並木の梢には、八重桜がもこもこと咲いていたっけ。

今日もどうにか乗り切った。明日は一日、家で原稿の執筆にあてられる。よっしゃ。

ひたすら眠る

昨日の昼に起き出した時、「あ、やばいな」と直感した。

仕事の疲労が蓄積して、限界を超えた時のいつものパターン。身体が異様にだるく、立つどころか椅子に座っているのもつらい。両のこめかみもズキズキする。一度は机に向かって原稿に取り組もうとはしたものの、やはり無理で、しばらくベッドにもぐり、目を閉じてじっと横になっていた。

夜になって多少楽になってきたので、頭痛薬を飲みつつ、原稿の続きに取りかかる。疼くこめかみを押さえながらだったので、いつものような集中力はとても出せなかったが、どうにかある程度進めて、夜半過ぎから再び眠る。

それこそ阿呆みたいにひたすら眠り続けたからか、今日起きてみたらだいぶ調子が戻っていて、身体もしゃんとしてきた。原稿の続きに取り組んでノルマを終わらせ、次の原稿のためのプロット作りや、明日の取材の質問表の準備。

来週も忙しいな‥‥何とかなるかな? 何とかなるだろ。