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写真展の設営

昨日は夕方から綱島ポイントウェザーへ。11月20日(火)から始まる写真展「Thailand 6:30 P.M.」の設営に行った。

今年の春に三鷹で開催した展示から、写真をさらに10枚ほど増やして再構成。当初はパネルを壁に細い釘を打って固定しようと思っていたのだが、釘打ち音をさせるとお店の2階の住人から苦情が来るらしく(苦笑)、ネジフック(ヨートとヒートン)でパネルを壁に吊るすことにした。

枚数が枚数なので、事前にFacebookで、近隣の知り合いで設営を手伝っていただけそうな方を募集したのだが、なんと、4人もの方々にお越しいただけることになった。しかも、大先輩の庄司康治さんや、松尾純さんのお兄様の松尾洋さん、以前ヌブラ取材の際にお世話になった岩井さんご夫妻と、こちらが申し訳なくなるような方々が。みなさん、設営作業をものすごくテキパキと進めてくださって、僕が周囲でアワアワしてるうちに、2時間もかからずに設営完了。終電間際までかかると思っていたので、本当に助かった。

重ね重ね、ありがとうございました。そんなこんなで写真展「Thailand 6:30 P.M.」、いよいよ始まります。12月2日(日)まで。

To do, or not to do

タイから帰国して、あっという間に二週間経った。あまりにもあっという間だったので、正直茫然としている。

帰国して以来、毎日やたらめったら忙しい。タイ関係の編集作業、ラダック関係の編集作業、とあるWebサイトのリニューアル作業のディレクション、来年からの海外取材の打ち合わせ。平日は四六時中、ひっきりなしにいろんなところからメールやらメッセやら電話やらが着弾していて、あれこれ振り回されつつ、合間に必死こいてデスクワークを続けているうちに、一日が終わってしまう。

その時々でやらなければいけないことが多すぎて、ごっちゃになりそうだったので、とりあえず当面の仕事関係のTo Doリストを作ってみたら、異様に長大なリストになってしまって、上から下まで見渡すだけで大変な量に(苦笑)。何をやるべきか、やらざるべきか。いや、仕事に関わることだから、最終的には全部やらなければならないんだけど。

とりあえず今日のような週末は、メールの数はぐっと減るので、気合を入れて書かねばならないエッセイの原稿に取り組んでいる。集中、集中……。

To Doリストを少しずつでも短くするべく、引き続き地味に、頑張ります。

灼熱からの帰還

昨日の朝、予定通りの便で、タイから東京に戻ってきた。

今年のタイ取材は、出発の時こそ台風で波乱含みのスタートだったが、現地に着いてみると、最初のチェンラーイでの2日間と、後半のカンチャナブリーでの2日間、そして最後のバンコクでの短時間の気まぐれなスコールを除いて、まったく雨に降られなかった。過去5回の取材をふりかえっても、こんな年は本当に珍しい。

まあ、雨が降らないということは、取材中も毎日ずっとカンカン照りの中を歩き回ったり自転車を漕いだりしないといけないわけで、案の定、顔や手足の露出してる部分の皮膚は、自分でも鏡を見て引くくらいの黒焦げ。結構まめに日焼け止めを塗っていたのだが、灼熱の太陽はまったく容赦してくれなかった。取材中も、行く先々で現地のタイの人に「暑いのに大変ですねえ。水、飲みます?」と気の毒がられてたし(苦笑)。

そんな暑い中での連日の取材なので、例年だと、タイから戻ってくると身体が重だるくて、ダメージが抜けるのに1週間くらいはかかってたのだが、実は今年はそこまでダメージが蓄積していない。それはなぜか、という件については、次のエントリーで。

チャーミー接近

昼、町田へ。前々から依頼されていた、町田市立国際版画美術館で開催中のヨルク・シュマイサー展の会場で、ラダックについてのギャラリートーク。あいにくの雨だし、場所も町田の駅から結構離れたところなので、人はあまり集まらないかなと思っていたのだが、思いの外、大勢の方々にお越しいただいた。今年の夏のツアーのお客さんもお二人来てくださったし、本の読者の方も何人かいらしてくださって、ありがたいことだなあ、と思う。ともあれ、出発前の外での仕事は、これで片付いた。

そう、来週月曜から約4週間、恒例のタイ取材が始まる。やっと東京も涼しくなってきたというのに、僕だけ夏に逆戻り(苦笑)。まあ仕事は仕事だし、何だかんだで今年で6年目なので、しょうがないと思ってる面はあるのだが、ここに来て最大の問題は、チャーミー。台風24号である。

数日前の天気予報では、僕が乗る羽田発バンコク行きの便が出発する月曜の午前中に関東地方も台風に巻き込まれるという予想が出ていて、これはまずい、と僕も焦って関係各所に相談したりしていた。その後、台風の移動速度が速まって、日曜の未明には通り過ぎそうだという予報に。とりあえずほっとしたのだが、残る問題は、風だ。台風が通過した後も強風が収まらないようだと、場合によっては飛行機の出発時間が遅れるかもしれない。2時間以上遅れると、バンコクからのチェンラーイ行きの便に乗り継げないので、かなりめんどくさいことになる。

くっそ、チャーミーめ。そうでなくてもしんどい長旅の始まりなんだから、せめて心穏やかに旅立たせてくれい。

気分をアゲる

午後、淵野辺方面で取材。昨日の昼頃に急にメールで依頼されたのだが、依頼元からの指示が二転三転して、相当カオスな状況に陥っていた。だから、家で身支度をしている時もかなり憂鬱だった。

こういう日は、ほんのちょっとでもいいから、気分がアガるようなことをしよう。

少し前にネットで買った、新しい靴をおろす。blueoverのMARCOという、ちょっと変わった革靴。新しい靴を履くこと自体、割とひさしぶりだったから、僕的にはまずこれで気分爆アゲである。

次に、予定より1時間ほど早く家を出て、途中の八王子で途中下車。この街に来たらほぼ必ず立ち寄ってる煮干しラーメンのうまい店で、特製煮干しラーメン。これでさらに気分がアガった。

肝心の取材の方は、取材対象の方にいろいろ助けていただいたこともあって、どうにかつつがなく終了。いや〜、ほっとした。何だかんだで仕事が無事に終わるのが一番だ。さて、晩ごはんは、宝舞の餃子にするか。