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いい予感

午後、西荻窪のどんぐり舎で打ち合わせ。今年の前半に作る予定のIT系の本で、共同執筆をお願いしようと思っている知人のライターの方と。

構成案についてあれこれ話をしていると、僕一人の引き出しには入っていなかったアイデアが、相手から次々と出てくるので面白い。アイデアのマッシュアップというか。何となく、いい本が作れそうな予感がしてきた。

帰りに吉祥寺に寄り道してぶらついていると、去年ラダックで酷使してボロボロになったのと同じ型で色違いのキーンのトレッキングシューズが、五千円ほど値引きされて売られていた。この型が履きやすいのはわかっていたし、どのみち買い替えなければならないと思っていたから、すかさずゲット。

今日はツイてる、ような気がする(笑)。

半歩前進

昨日の夜はプレゼン二件のプレッシャーから解放され(笑)、泥のように眠った。明日の打ち合わせの準備をして、夕方、歯医者へ。こちらの治療も大詰めで、来週末にはようやく仮歯を卒業できることになった。やれやれ。

夜、昨日プレゼンをした出版社のうちの一社からメール。社内の新刊会議の俎上に上げて検討してもらえることになったという。担当の編集者の方も一人ついてくれるそうだ。予想以上に早く企画が動いているので、ちょっとびっくりした。でも、幸先がいい。

とりあえず、半歩前進。ゴールまでの道程は、まだまだ遠いけれど。

ラダックを書く

午後、中野にある風の旅行社へ。同社が発行している情報誌「風通信」の次号に、ラダックについての文章と写真を寄稿することになったため、その打ち合わせ。あと、水面下で進めている他の企画についても話し合う。

普段、ラダックの文章を書く仕事にはなかなか出会えないので、こういう時はやっぱり、モチベーションが上がる。文章のテーマも写真のセレクトも、ほぼ僕の好きにしていいということだったので、なおさらだ。さて、何について書こう‥‥と、思いは頭の中をぐるぐる回り、今抱えている他の仕事をうっかり忘れそうになる(笑)。

僕にとって、ラダックを書くということは、自分自身の中にある思いを書くことでもあるのだな、と思う。なぜだかわからないが、他のどんなテーマの文章よりも、ラダックの文章を書く時が一番素直に自分自身の言葉が出てくる。たぶん、もう骨の髄までラダック色に染まっているのだろう(笑)。

風通信」の次号は四月初旬に刊行される予定とのこと。興味のある方は同社にお問い合わせを。

流れに乗る

昼、リトスタで打ち合わせ。相手はとあるNPO法人に関わっている、またしても初対面の方。

そのNPO法人は以前、ラダックに関するかなり有名な本を訳出したことがあるのだが、今回、数年前から絶版になっているその本を新たな形で復刊させることになったらしい。で、それに載せるラダックの写真が必要ということで、僕のところに打診が来た‥‥といういきさつ。

先週といい今週といい、年明け早々、僕の周囲ではラダック絡みの話が立て続けに持ち上がっている。もちろん、全部が全部ちゃんとした仕事に結びつくかどうかはまだわからないが、少なくとも、それほど悪い流れでもなさそうだ。流れに乗れるなら、抜け目なく乗ってしまうにかぎる。

ここのところ、企画の仕込み中心でしばらくのんびりしていたけれど、また忙しくなりそうな気配。

いきなり本丸

昼、リトスタで人に会う。とある旅行会社の方で、今月末から視察も兼ねてチャダル・トレックに行くため、僕にいくつか聞きたいことがあったのだという。

お互いにラダックや他のチベット文化圏をよく知っていることもあって、話はずいぶん盛り上がった。でも、一番驚いたのは、僕が水面下で進めている本の企画について話した時。「あそこの出版社から出せるといいんですけどねー」と何気なく口にしたら、「あ、その出版社の編集部の方、知り合いですよ。ご紹介しましょうか?」という申し出を受けたのだ。詳しく聞いてみると、まさに僕が企画の持ち込みを打診しようとしていた部署の責任者の方だった。これから城攻めに取りかかろうと思っていたら、いきなり本丸に突入してしまった感じ。びっくり。

その後、話はトントン拍子に進んで、再来週あたりには最初のプレゼンをさせてもらえそうなところまで漕ぎ着けた。この企画が先方の社内で生き残れるかどうかはまだわからないけど、うまくいけば、ちょっと面白いことになるんじゃないかと思う。手持ちの武器を各種取り揃えて、プレゼンに備えるとしよう。