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旅の日々と日常の日々

今年もまあ、それなりにいろんな場所に旅をした。沖縄、ブータン、ラダック、アラスカ、タイ。さっき電卓で計算してみたら、旅に出ていた日数は合計で80日。2カ月半ちょいといったところか。夏から秋にかけては行ったり来たりのくりかえしだったので、日数以上にせわしなかった印象はあるけれど。

まだ完全に確定してはいないのだが、来年は、インドにたぶん丸2カ月。毎年恒例となってきたタイにも約4週間、行くことになると思う。この時点ですでに今年より不在期間が多いという(苦笑)。それ以外にも、短期ではあるけど、個人的な取材ではアラスカとか、仕事の取材としても1、2カ所、別の場所に行くかもしれない。先が思いやられる展開である。

旅の日々と、日常の日々。僕はどちらの時間も好きだ。カメラを手に、たった一人で異国の空気に身を浸している時間も好きだし、東京の自分の部屋でコーヒーを飲んだり、気のおけない人たちと酒を酌み交わしたりする時間も好きだ。ただ、旅に出れば、どこかで何かしら、自分から人に伝える価値のあることをインプットさせてもらえる。ある意味それが今の自分の仕事というか、役割になっている。だから僕は旅に出るのかなとも思う。

自分が旅というものを仕事の主戦場にするようになるなんて、10年前には想像すらしていなかった。コストパフォーマンスを考えると、あまり賢い選択だったとは思えないけど(苦笑)、とりあえず、力が尽き果ててどうにもならなくなるまでは、やり続けてみようと思っている。

孤独の意味

「誰もいない原野の真っ只中で、たった一人でいることが、嬉しくて、嬉しくて、仕方なかった」

20年以上前、ある人が、ある人と、ある人について話した言葉。当時、それを耳にした僕は、その意味がまったく理解できなかった。でも、今はたぶん、ほんの少しだけ、その真の意味が理解できるような気がしている。

危険をかえりみずに冒険をしたことを後で人に自慢しようとか、そんな薄っぺらい気持では断じてない。他の人間と関わるのが嫌で一人になりたかったというのとも違う。たった一人で、誰もいない原野にいる。でも、つらくはないし、寂しくもない。完全な孤独の中に身を置くからこそ、理解できる感覚。世界のすべての存在の中で、自分はそのほんの一部分に過ぎないということ。

あの感覚を、人に説明するのは、とても難しい。

研修修了

総合旅程管理研修、最終日の3日目。昨日までは旅行業法や約款、国内添乗実務(バスツアーとか)についての講習だったが、今日は海外添乗実務と英語。昨日までよりは(実体験に基づく)知識のある分野だったので、個人的には3日間の中で一番やりやすかった。

夕方に講習が終わった後、最後の試験にも無事合格。まあ、今日受講した人は全員合格するくらいユルい難易度の試験なのだが(笑)。これで万一落っこちたら赤っ恥だぞ、と逆に変なプレッシャーがかかったほどだった。基本的に、3日間居眠りせずに講習を受けていれば、普通に合格できると思う。

ともあれ、これにて総合旅程管理研修を無事修了し、総合旅程管理主任者、つまり国内外のツアーで主任添乗員になるための資格を得ることができた。添乗員とガイドの仕事は別物なので、資格がなくてもラダックでガイドを務めるのに不都合はないのだが、より万全な体制で(インドビザも含めて)取り組めるようになったとは思う。なので、来年から、新たな気持ちでがんばります。

研修2日目

総合旅程管理研修、2日目。今日も朝から夕方まで、教室でひたすら講義を受け、ノートをとる。昨日に引き続き、最後に試験。無事に合格し、昨日と今日で、国内旅程管理主任者になれる資格はゲットすることができた。最終日の明日の試験に合格すれば、海外にも主任添乗員として行ける総合旅程管理主任者になれる。

昨日も今日も、試験自体にはさほど難しい設問はないし、60点以上で合格なので、居眠りせずに普通に研修を受けていれば、合格する確率はかなり高い。でも、我ながらちょっと笑ってしまったのだが、ひさしぶりに勉強らしい勉強をして試験を受けてるうちに、何というか「100点狙ったるでスイッチ」みたいなのが自分の中で入ってしまって(笑)、必要以上に無駄にシャカリキになってしまった。自分が何点取ったかも教えてもらえないのに。

たぶん、何だかんだで、楽しいのかな。自分が知ってるようで知らなかったことを学べることが。

あと1日。最後にヘマをやらかさないように、慎重にやるべ。

研修初日

朝から新宿へ。今日から3日間、総合旅程管理主任者の資格を取得するための研修を受講する。1日ごとに試験もあって、それらに合格した後に必要な実務経験をすれば資格取得となる。

教室に集まったのは十数人ほど。思ってたより性別も年齢も結構まちまちで、面白いなあと思った。僕みたいに「インドのビジネスヴィザを取るのに必要だから」という若干ヨコシマな目的がメインのような人は、絶対いないだろうけど(苦笑)。まあ僕も、インドでガイドをするのに資格はあった方がより万全ではあるし。

長机に向かって座って、講師の方の話を聞きながら、ノートをとる。こんな経験、いったいいつ以来だろう。普段から取材の仕事でノートをとるのは慣れっこなはずなのだが、それとは全然別の脳内回路を使っている気がする。

人間、いくつになっても、学ぼうと思えば学べるものなのだな。明日も寝坊しないように起きて、がんばろ。