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たくさん笑うこと

午後、神保町で取材。ひさびさのインタビューの仕事。相手の方のお人柄のおかげで、とても楽しく話を伺わせていただいた。編集部でも何人かの方と話をして、今日は一日、いろんな人たちに会って、たくさん笑ったように思う。

昨日ちょっと嫌なことがあって、いらいら、もやもやしたものをひきずっていたのだが、今日たくさん笑ったことで、何だかとてもすっきりした気分になれた。一人で暮らし、一人で仕事をしていると、ストレスがたまってネガティブな気分に陥った時、切り替えるのに苦労することが時々あるのだが、一番いい解決法は、誰かと会って、たくさん話して、たくさん笑うことなんじゃないかなと思う。

おかげさまで、すっかり元気です。明日から、原稿、がんばろ。

耐寒仕様

午後、赤羽橋で打ち合わせがあったので、出かける。

昨日から結構寒くなった気がしたので、今日は自分が持っている服の中で一番暖かい組み合わせにした。キャプリーンのロンTにフリース、その上にダスパーカ。襟元はマフラー、頭はビーニー、手には手袋、足先はヌプシブーティー。ジーンズの下にタイツをはきこまなかったくらいで、ほぼ完璧な耐寒仕様と言っていい格好になった。

で、どうだったかというと……暑すぎた(苦笑)。外を出歩いている時は、冷たい風が吹いても気にならないくらいポカポカ暖かかくて、こりゃいいやと思ってたのだが、電車に乗ると暖房と人いきれで、むわんと暑くて……。ロンTの下にうっすら汗をかくほどだった。

何事も過ぎたるが及ばざるがごとし、だな。

映画三昧

年明けから自宅でちまちまと仕事をしていたかいあって、ばたついていた仕事の状況が昨日の段階でひとまず落ち着いた。今日はしばし仕事を忘れて、丸一日外に出かけて、映画三昧。

昼過ぎから新宿で観たのは、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」。時代設定のつながりを考えれば当然なのかもしれないが、エピソード4〜6が好きな人を意識しつつ、新しく観始める層にもフィットするわかりやすさを意識した造りだなと思った。個人的には、もっとえぐい部分があってもいいのではと思ったけど、ディズニーが作る娯楽大作としてはこれで正解なのだろう。あと、これ観たら誰だって、このBB-8のラジコンが欲しくなると思う。ちなみに今年の秋から、こいつはフォースで動くようになるらしい(笑)。

新宿の次は、年末から数えて三度目の大森へ。タカリバンチャのスペシャルディドセットで腹ごしらえし、夜は「銃弾の饗宴 ラームとリーラ」。こっちのレビューはまたあらためて。しかし、2作合わせて約5時間……さすがに目が疲れた(笑)。でも、何だか心地いい疲れだったな。ひさしぶりに完全に仕事を忘れて遊んだ一日だった。

ちなみに、今日観た2作の中には、いろんな登場人物が出てきたけれど、一番ダントツに怖かったのは、ファーストオーダーのスノークでもカイロ・レンでもなく、リーラの母親。間違いない。ぶっちぎりで怖かった(苦笑)。

仕事始め

年末年始は、2泊3日で実家のある岡山に帰省した。母と妹一家とですき焼きを食べ、姪っ子に学校と部活の話を聞き、甥っ子1号と公園でサッカーをし、甥っ子2号は頭をピコピコハンマーで叩いて……あとはこたつで本を一冊読んだくらいか。大晦日もテレビはほとんど見ず、元旦は雑煮とおせちを食べて近所の神社に初詣に行き、昼過ぎ発の新幹線で東京に戻ってきた。

今朝は昼頃までゆっくり寝て、そこから仕事始め。BE-PALのサイト向けの原稿を1本仕上げる。今年からしばらくの間、BE-PALのサイトで週イチ連載を担当するので、今の時点で書ける原稿はできるだけ書き溜めておかないと、後で困ることになるからだ。今作っている本に関連する件で書かねばならない長めの原稿もあるし、週明けからはインタビュー取材の手配もいくつかしなければならない。連休明けには大事な打ち合わせもいくつかあるし、その後は2冊の本の編集作業が本格化する。1月末か2月頃には、沖縄取材も控えているし。

よっしゃ。とりあえず、できることから、がんばろ。

気前のいい理由

終日、部屋で仕事。夕方、近所のココイチまで行って晩飯を食べていると、背後のカウンター席に、小学校高学年くらいの男の子と、そのお父さんらしき人が座った。お父さんの声が結構大きいので、いろいろ漏れ聞こえてくる。

「さあ、どれにする? ……これか? 他に何をつける? 何がほしい? 飲み物は?」

普通の夕食にしては、やけに気前がいいのだ。カレーはトッピングもたっぷりつけて、サラダにポテトに、飲み物も。そのお父さんの妙に弾んだ調子の声を聞きながら、もやもやといろいろ想像してしまった。

・単純にいつもとても気前のいい、懐にも余裕のあるお父さんである。
・お父さんにすごくうれしいことがあった(宝くじに当たった、大きな目標を達成した)ので気前がいい。
・息子くんがすごくがんばった(成績が上がった、試合に勝った、何か賞を取った)ので気前がいい。
・逆に息子くんが落ち込むこと(試合か何かに負けたとか)があったので、励まそうとしている。
・お父さんが息子くんに対して何か負い目を感じるところがあって、それを埋めようとしている。

……本当の理由は知る由もないけれど、そんなお父さんと息子くんにも、一人でカキフライカレーを食べてる僕にも、時間は同じように巡っていく。2015年も、そろそろ終わりか。